●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
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T-1.I.41:1 ~ T-1.I.50:1


41. Wholeness is the perceptual content of miracles. They thus correct, or atone for, the faulty perception of lack.

  • wholeness [hóulnis] : 「全体、完全なもの、統一体」
  • perceptual [pərséptʃuəl] : 「知覚の、知覚による」
  • content [kɑ́ntent] : 「内容(物)、中身」
  • thus [ðʌ́s] : 「それ故に、従って、このようにして」
  • correct [kərékt] : 「〜を訂正する、修正する、正す」
  • atone [ətóun] for : 「〜の償いをする、〜をあがなう」
  • faulty [fɔ́ːlti] : 「 欠点のある、誤った、不完全な、欠陥のある」
  • perception [pərsépʃən] : 「知覚、認知、知見、見識」
  • lack [lǽk] : 「不足、欠乏、欠如、欠落 」

❖ "Wholeness is the perceptual ~ "「完全性が、奇跡の知覚内容である」。奇跡があなたを見て知覚するその内容は、あなたが神の子として完全無欠であるということ。それが、真実であり、奇跡は真実を知覚するのだ。"They thus correct ~ "「奇跡は、こうして、欠落という誤った知覚を修正し、贖(あがな)うのだ」。あなた自身は、自分は罪のある欠陥だらけの人間であると知覚している。しかし、奇跡は、あなたが知覚している欠落は幻想であり、夢に過ぎないことを教えてくれる。奇跡を通して、あなたは自分の幻想を認識し、幻想を幻想として受け入れて受け流し、幻想を赦すことになる。幻想は赦しによって消滅し、あなたの欠落感も消滅する。あなたは、自分が神の子として完全完璧であると知覚出来るようになるのだ。あなたの誤った知覚が奇跡によって修正されるのである。
"atone"「罪を償う」とは、罪を滅ぼすことであり、罪滅ぼしとは、罪の意識を赦しによって消滅させることである。罪の意識を幻想として認識し赦して消滅させることが、ACIMの贖罪(Atonement)である。



42. A major contribution of miracles is their strength in releasing you from your false sense of isolation, deprivation and lack.

  • major [méidʒər] : 「主要な、重要な」
  • contribution [kὰntrəbjúːʃən] : 「 貢献、寄与」
  • trength [stréŋkθ] : 「力、強さ、体力」
  • releas [rilíːs] : 「 〜を解放する、自由にする」
  • false sense [séns] : 「誤った感覚、誤った分別、誤った判断力」
  • isolation [àisəléiʃən] : 「孤立(感)、分離性、隔離、孤独、孤立感」
  • deprivation [dèprəvéiʃən] : 「貧困、欠乏、 剥奪、奪うこと」

❖ "A major contribution ~ "「奇跡の主要な貢献は、あなたを孤立感や剥奪感や欠落感から解放する力にある」。日本語的に変な訳になってしまったが、「奇跡は〜という力で大きな貢献をする」ということ。孤独感は、神の子の分離から生じる。神の子同士の分離が引き起こす孤独感であり、神の子が神から分離したことで覚える孤独感である。しかし、分離という状態は幻想である。あなたが感じる孤独は、実は幻想なのだ。奇跡はそれを教えてくれる。真実は、神の子同士は分離などしておらず、自他一如なのだ。神からも分離などしていない。夢の中で、神から離れたと思っているだけなのだ。
同様に、剥奪感や欠落感の原型もまた、神かの分離に端を発す。神は神の子を創造し、神の属性のすべてを神の子に与えた。真実のすべて、真実を創造するパワーのすべてを神の子に継承した。しかし、神の子が神から分離することで、そのすべてを喪失したのだ。これもまた、神の子の幻想であって、本当は失ってなどいない。忘れているだけだ。



43. Miracles arise from a miraculous state of mind, or a state of miracle-readiness.

  • arise [əráiz] from : 「〜から生じる〜から起こる、〜から発生する」
  • miraculous [mərǽkjələs] : 「奇跡の、奇跡的な、超自然的な」
  • state [stéit] : 「状態、形勢、情勢、状況」
  • readiness [rédinəs] : 「用意ができていること、準備ができていること」

❖ "Miracles arise ~ "「奇跡は、奇跡的な心の状態から、あるいは、奇跡の準備が整った状態から生じる」。奇跡を起こす準備が整った心の状態、あるいは奇跡を受け入れる準備の整った心の状態が奇跡を生み出す。幻想を払拭し、真実を受け入れる心の準備が出来た者だけに、奇跡は現実化するのだ。



44. The miracle is an expression of an inner awareness of Christ and the acceptance of his Atonement.

  • expression [ikspréʃən] : 「 表現、表現すること、表示」
  • inner [ínər] : 「 内部の、内面的な、精神的な」
  • awareness [əwéərnəs] : 「認識、自覚、気付いていること、意識性 」
  • Christ [kráist] : 「キリスト、救世主」
  • acceptance [əkséptəns] : 「受け入れること、承諾、承認、受諾、容認」
  • atonement [ətóunmənt] : 「償い、贖罪」

❖ "The miracle is ~ "「奇跡は、心の中にキリストを自覚した表れであり、キリストの贖罪を受け入れた表れである」。この文章を、既存のキリスト教の思想概念で捉えてはいけない。ACIMはキリスト教の用語を用いているが、内容はキリスト教とまったく異る。まず、"Christ"「キリスト」であるが、これは、イエス・キリスト個人に限って解釈してはいけない。"Text"の終わりの章を読めばわかるのだが、キリストは我々神の子自身である。我々自身がキリストにならねばならない。したがって、本文は、あなたが自分の心の中にキリストとしての自分を自覚出来たとき、奇跡はその事実を反映して生じる、という意味である。同様に、"Atonement"「贖罪」に関しても、アダムとイブが神との約束を破った原罪を、イエスが十字架に架けられることで贖罪した、という意味にはとらえていない。これはパウロの持論に過ぎず、ACIMとは無縁である。ACIMの贖罪とは、幻想を幻想として認識し、それを受け入れ受け流して幻想を赦すことである。幻想は赦されて消滅する。罪の意識というものは幻想であり、罪を幻想として受け入れ赦すことで、罪を消滅させること、それが贖罪である。したがって、本文は、あなたの心の中に自覚出来たキリストが、あなたの罪の意識を幻想として受け入れ、赦して消滅させてくれることをあなたが受け入れたとき、奇跡は起きる、という意味になる。



45. A miracle is never lost. It may touch many people you have not even met, and produce undreamed of changes in situations of which you are not even aware.

  • lost [lɔ́st] : 「loseの過去・過去分詞形」
  • lose [lúːz] : 「〜を失う、見失う、喪失する、なくす」
  • touch [tʌ́tʃ] : 「(人の心)に触れる、作用する、(人の心を)動かす、〜を感動させる」
  • met [mét] : 「meetの過去・過去分詞形」
  • meet [míːt] : 「〜に会う、〜と会合する、〜と接触する」
  • produce [prədjúːs] : 「〜を作り出す、生産する、産む」
  • undreamed [ʌndríːmd] of : 「全く予想外の、思いも寄らない」
  • change [tʃéindʒ] : 「変化、変更、移行、交換」
  • situation [sìtʃuéiʃən] : 「状況、場所、状態、立場、事情」
  • be aware [əwέər] of : 「〜を承知している、〜に気付いている、知っている」

❖ "A miracle is ~ "「奇跡は決して失われることはない」。この幻想世界で奇跡が必要とされている限り、奇跡は失われることはない。"It may touch ~ "「奇跡は、あなたがまだ会ったことのない多くの人達の心を揺り動かし、あなたがまだ気が付きもしない状況下で、思いも寄らない変化を生み出すかも知れない」。奇跡は真実であり、真実は分かち合われて拡張増大する。あなたが起こした奇跡は、周りの人達に波及し、人々の心を揺り動かして、奇跡の感動は分かち合われて拡張増大していく。状況は一変するのだ。気付こうが気付くまいが、一変した状況下で、思いも寄らない変化が進行していく。もちろん、真実へ向かう変化である。
文法的には、"of which"は関係代名詞で、"You are not even aware of situations"という文章のsituationsを関係代名詞whichに置き換えof whichを先頭に出して2つの文章を組み合わせたもの。「あなたが知ることさえない状況」となる。



46. The Holy Spirit is the highest communication medium. Miracles do not involve this type of communication, because they are temporary communication devices.   

  • high [hái] : 「高度の、進んだ、高い、高位の」
  • communication [kəmjùːnəkéiʃən] : 「通信、やりとり、連絡、伝達」
  • medium [míːdiəm] : 「 媒体、媒介物」
  • involve [invɑ́lv] : 「〜を含む、伴う、巻き込む、関与させる」
  • temporary [témpərèri] : 「一時の、一時的な、暫定の」
  • device [diváis] : 「装置、道具、手段」

❖ "The Holy Spirit is ~ "「ホーリー・スピリットは、もっとも優れたコミュニケーションの媒介者である」。ホーリー・スピリットは、神によって神の子に使わされた使者であり、神と神の子のコミュニケーションを媒介する。神は幻想世界と一切の関わりを持たないから、ホーリー・スピリットを通じて、神の子と関わるのである。面白いことに、ホーリー・スピリットは、実相世界と幻想世界の両方に通じているのだ。"Miracles do not involve ~ "「奇跡は、この種のコミュニケーションに関与してはいない」。奇跡の役割は、神と神の子のコミュニケーションの仲立ちをすることではない。"because they are ~ "「なぜなら、奇跡は、暫定的なコミュニケーションの手段に過ぎないからだ」。奇跡は、一時的にあなたを真実と、あるいはホーリー・スピリットと出会わせてくれる役割をもっており、その意味では、あなたとホーリー・スピリットの間のコミュニケーションを取り持つ装置になっている。いわば、奇跡は、あなたとホーリー・スピリットを出合わせ、その上で、幻想と実相を操作する幻想消滅装置であり、真実発現装置である。



When you return to your original form of communication with God by direct revelation, the need for miracles is over.

  • return [ritə́ːrn] to : 「〜に帰る、〜戻る、〜帰還する」
  • original [ərídʒənl] : 「最初の、初めての、初代の」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造」
  • original form : 「原型、原形」
  • direct [dirékt] : 「直接の、直々の」
  • revelation [rèvəléiʃən] : 「啓示、黙示」
  • need [níːd] : 「必要、要求」
  • over [óuvər] : 「を過ぎて、が終わって」

❖ "When you return ~ "「あなたが、直接の啓示によって神との原初的なコミュニケーションに回帰したとき、」"the need for ~ "「奇跡の必要性は終わる」。奇跡によって、あなたは幻想から実相へ目覚めることが出来る。本文には言及がないが、その後、実相世界への回帰の旅が始まる。分離した神への回帰である。そして、ついに回帰が達成されたとき、神は直接あなたの前に現れてくれるのだ(direct revelation)。こうして、あなたはホーリー・スピリットを介さなくても神と直接のコミュニケーションが取れるようになる。それは神から分離する前の原初的な神とのコミュニケーションそのものである(original form of communication with God)。そこへ、あなたは回帰するのだ(you return to ~ )。神の子が神への帰還を果たしてしまえば、当然ながら、奇跡の役割はすべて終わる(the need for miracles is over)。
神への回帰の切っ掛けを奇跡が演出し、ホーリー・スピリットがその後を受けて神の子の回帰の旅を助け、最後に神は神の子を胸に抱く。神への回帰が出来たとき、時間も空間も消滅し、ただ永遠の歓喜が充溢する。我も彼もなく、神と共に存在し、神と神の子とホーリー・スピリットの三位は一体化する(三位一体化)。そして、すべてが、神という1点に収斂(しゅうれん)する。"Go is"「神あり」の世界が完成するのである。



47. The miracle is a learning device that lessens the need for time. It establishes an out-of-pattern time interval not under the usual laws of time. In this sense it is timeless.

  • learning device [diváis] : 「学びの装置、学びのための道具」
  • lessen [lésn] : 「 〜を減少させる、少なくする、小さくする、低める」
  • need [níːd] : 「必要、必要性」
  • establish [istǽbliʃ] : 「確立する、制定する、成立させる」
  • out-of-pattern [pǽtərn] : 「型通りではない、型にはまらない」
  • interval [íntərvl] : 「間隔、空間、隔たり、距離、合間」
  • under [ʌ́ndər] : 「従って、従属して」
  • usual [júːʒuəl] : 「通常の、通例の、普通の、いつもの」
  • law [lɔ́ː] : 「法、法律、法規、法令」
  • in this sense : 「この意味で、この意味において」
  • timeless [táimlis] : 「時間を超越した、無時間の、永久の、永遠の」

❖ "The miracle is ~ "「奇跡は、時間の必要性を減少させる学びの装置である」。奇跡は、時間を節約してくれる学びのための道具だ、ということ。"It establishes ~ "「奇跡は、通常の時間の法則に支配されない、つまり、型にはまらない時間間隔を確立する」。"In this sense ~ "「その意味で、奇跡は無時間なのだ」。"learning device"「学びの装置」とは、奇跡を通して、幻想の見極め方、真実の見極め方を学ぶことが出来る、ということ。幻想から実相に目覚めるための学びを提供してくれるのが、奇跡である。その学びのための時間を短縮してくれるとは、時間のかかる頭脳により理性的な学びではなく、奇跡は、ヴィジョンによる、あるいは叡智による全的、直覚的な把握を可能にしてくれる、という意味である。通常の学びは、この世の物理的な時間法則に支配されて(型にはまって)、長々とかかるものなのだが、奇跡は、時間の法則に従う時間間隔を超越する実相的法則に従う。時間は、空間と同様に幻想である。実相世界には時間も空間も存在しない。奇跡は、真実を現実化することで、時間の存在を消してしまうのだ。あるいは、時間を自由自在に扱うことが出来る。時間間隔を延ばしたり縮めたり消したり出来るのだ。その意味では、奇跡は、無時間性を有している。具体的には、通常、100年もかかりそうなことを、奇跡は一瞬で教えてくれるし、あるいは、何回も輪廻転生を繰り返さなければ学べないようなことを、奇跡は、今生(こんじょう)で学び終えることが出来るようにしてくれる。
ACIMは、多くの学びのある中で、最短最速の学習コースだと宣言する。その意味するところは、ACIMこそが、奇跡の学びの装置だ、ということなのだ。『A Course in Miracles』は、『奇跡を学ぶコース』なのだが、意味するところは、奇跡を学びの道具にして、真実を学ぶコース、ということになる。



48. The miracle is the only device at your immediate disposal for controlling time.

  • immediate [imíːdiət] : 「即時の、差し迫った、直接の、当面の」
  • disposal [dispóuzl] : 「処分、除去、思いどおりにできること、支配権」
  • at one's disposal for ~ : 「(人が)〜を自由に使える、(人の)思うままに〜できる 」
  • control [kəntróul] : 「操作する、制御する、支配する、統制する」

❖ "The miracle is ~ "「奇跡は、あなたが直接時間を自由に扱うことが出来るただ一つの道具である」。奇跡を体験することで、あなたは時間の法則から解放されて、時間を自由に操ることが出来るようになる。とは言え、一朝一夕に時間を自由に扱う奇跡をものに出来るわけではない。学びが完成した段階で、それが可能となる、と捉えた方がいいだろう。つまり、実相世界に回帰出来た暁(あかつき)には、ということ。



Only revelation transcends it, having nothing to do with time at all.

  • revelation [rèvəléiʃən] : 「啓示、黙示」
  • transcend [trænsénd] : 「超える、〜を超越する」
  • have nothing to do with ~: 「 〜と関係がない」
  • not at all : 「 全く〜ない、全然〜ない、少しも〜ない」

❖ "Only revelation ~ "「啓示だけが、時間を超越する」。啓示とは、神の現れであり、学びを終えた後の、神との最終的なコミュニケーションである。奇跡の最終仕上げのようなものだ。奇跡によって神の啓示が得られる段階に達すれば、あなたは時間を超越し、神とのコミュニケーションが取れるようになる、といった意味合いである。"having nothing to do ~ "分詞構文、理由、「啓示は、時間とまったく関わりを持たないからだ」。神は時間を超越した永遠の存在だから、神とのコミュニケーションに時間は全く関わらない。
"revelation"を神の啓示と解釈したのだが、真実の啓示と解釈してもいいだろう。奇跡を通して、あなたの目の前に真実が啓示されるとき、あなたは実相的な存在となって、時間を超越する。真実は、時間と何の関わりももたないからだ。



49. The miracle makes no distinction among degrees of misperception. 

  • distinction [distíŋkʃən] : 「区別、識別、差別」
  • make no distinction : 「区別しない、差別しない」
  • among [əmʌ́ŋ] : 「〜の中の、〜の間で」
  • degree [diɡríː] : 「程度、度合い、レベル」
  • misperception [mìspərsépʃən] : 「誤解、誤った知覚」

❖ "The miracle makes ~ "「奇跡は、誤った知覚の度合いに区別を設けない」。幻想に大小の違いがないように、幻想を実在だと錯覚する知覚自体にも差はない。奇跡は、どんな誤った知覚でも、それを修正する。



It is a device for perception correction, effective quite apart from either the degree or the direction of the error. This is its true indiscriminate.

  • perception [pərsépʃən] : 「知覚、認知、知見、見識」
  • correction [kərékʃən] : 「訂正、矯正、修正、是正」
  • effective [iféktiv] : 「効果的な、効率的な、有効な」
  • quite [kwáit] : 「すっかり、全く、完全に」
  • apart from : 「〜から離れて、〜は別として、〜はさておき」
  • either [íːðər] : 「どちらの〜でも、どちらの〜も」
  • direction [dirékʃən] : 「方角、方向」
  • error [érər] : 「誤り、間違い」
  • true [trúː] : 「真の、真実の、本当の、本物の」
  • indiscriminate [ìndiskrímənət] : 「無差別な、 差別しない、区別しない」

❖ "It is a device ~ "「奇跡は、知覚矯正用の道具であり」、"effective quite ~ "「誤りの度合いにも、その方向性にもまったく関係なく、効果を上げる」。知覚の誤りが大きかろうが小さかろうが、どの方面に対する誤りなのかに関わらず、奇跡は、誤った知覚を効果的に修正する道具なのだ。



50. The miracle compares what you have made with creation, accepting what is in accord with it.

  • compare [kəmpéər] A with B : 「A を B と比較する」
  • creation [kriéiʃən]: 「創造、創作、創作物、作品」
  • accept [əksépt]: 「受け入れる、承認する」
  • in accord with : 「〜と一致して、〜と調和して」

❖ "The miracle compares ~ "「奇跡は、あなたが作ったものと創造されたものとを比較し、」"accepting what is ~ "分詞構文、単純接続、「創造と調和するものを受け入れる」。"what you have made"「あなたが作ったもの」とは、あなたが偽創造したもの、つまり、あなたの心が投影によって描いた非実在のイメージのこと。あなたが目にする世界も、あなた自身の肉体も、あなたが夢に見ているだけの非実在である。幻想である。"creation"「創造されたもの」とは、神によって創造された実在。実相世界の実在する真実である。そして、奇跡は、非実在の幻想的偽創造を排他し、実在の実相的創造だけを受け入れる。虚偽を払拭し、真実だけを受け入れるということだ。あなたの知覚は、非実在の幻想的偽創造物を実在だと勘違いしているので、奇跡は、あなたの知覚を修正するのである。
 
 
 


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