●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
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T-5.II.8:1 ~ T-5.II.8:12

8. The Holy Spirit is your Guide in choosing. He is in the part of your mind that always speaks for the right choice, because he speaks for God. 
  • choose [t∫úːz] : 「〜を選ぶ、〜を選択する」
  • speak for : 「〜の代弁をする、〜に代わって話す」
❖ "The Holy Spirit is ~ "「ホーリー・スピリットは、選択しなくてはならないときの、あなたのガイド役である」。"He is in the ~ "「ホーリー・スピリットはあなたの心のある部分に住まっている」。"that always speaks ~ "関係代名詞thatの先行詞は"He"、「いつも正しい選択を支持する発言をする」ホーリー・スピリットはあなたの心のある部分に住まっている。"because he speaks ~ "「なぜなら、ホーリー・スピリットは神に代わって話しているからである」。あなたの心の最も神聖で純粋な部分に神の祭壇があって、そこが神との唯一のチャンネルになっている。そこにホーリー・スピリットは宿っており、神の声をそのチャンネルを通して受け取り、神に代わって、神の意志をあなたに伝える。したがって、あなたが神と通じ合うには、第一に、ホーリー・スピリットをガイド役として選択しなくてはならないのだ。



He is your remaining communication with God, which you can interrupt but cannot destroy. 
  • remaining [riméiniŋ] : 「残りの、残っている」
  • interrupt [ìntərʌ́pt] : 「割り込む、妨害する、邪魔する」
  • destroy [distrɔ́i] : 「破壊する、崩壊させる」
❖ "He is your ~ "「ホーリー・スピリットは、あなたに残された、神とのコミュニケーションを司るものである」。"which you can ~ "先行詞は"communication"、「そのコミュニケーションをあなたは妨害できるが、破壊することは出来ない」。あなたはエゴを選択し、ホーリー・スピリットの声に耳を傾けないことも出来る。しかし、ホーリー・スピリットの声が、あなたの選択によって失われることはない。



The Holy Spirit is the way in which God's Will is done on earth as it is in heaven. 
  • way [wéi] : 「方法、やり方、手段」
  • earth [ə́ːrθ] : 「地球、地上、全世界」
  • heaven [hévn] : 「天国、天」
❖ "The Holy Spirit ~ "「ホーリー・スピリットは、神の意思が地上で実現されるための手段である」。つまり、ホーリー・スピリットは神の意思を神の祭壇であるチャンネルを通して受け取り、その意志をこの地上で実現する。"as it is ~ "「神の意思が天上で実現されると同様に」。"as it is"の後ろに"done"を補うこと。実相世界では、神は神の使者であるホーリー・スピリットの手助けを必要としない。直接、神の意志を実現する。しかし、この地上では、ホーリー・スピリットを仲介しなくてはならない。つまり、ホーリー・スピリットを手段として利用しなくてはならない。なぜなら、神は幻想の一切と関わらないからだ。



Both heaven and earth are in you, because the call of both is in your mind. The voice for God comes from your own altars to him. 
  • altar [ɔ́ːltər] : 「祭壇、聖餐台」
❖ "Both heaven and ~ "「天も地も、あなたの中にある」。"because the call ~ "「なぜなら、どちらへの呼びかけもあなたの心にあるからだ」。つまり、天上的なものを求める気持ちも、地上的な(俗物的な)ものを求める気持ちも、ともにあなたの心の中にある。"The voice for ~ "「神に代わって語る声は、あなた自身の、神への祭壇から聞こえてくる」。"voice for God"は、神に代わって話すホーリー・スピリットの声。"altar"「祭壇」は、ACIMでは、イメージ的にはあなたの心の中にある神への捧げ物を置く神聖な場所であり、捧げ物とは、愛や喜びや平和などの真実のこと。神へ通じる唯一のチャンネルはこの祭壇にある。しかし、神の祭壇は、永いこと神の子から忘れられ、荒廃している。神の子は、その祭壇をホーリー・スピリットの力を借りながら、修復することが求められている。もし、"altar"をイメージとして視覚化したくないなら、"altar"は"right mind"の象徴だと思えばいい。



These altars are not things; they are devotions. Yet you have other devotions now. 
  • devotion [divóuʃən] : 「献身的愛情、無私の愛」
❖ "These altars are ~ "「これらの祭壇は物ではない」。"they are ~ "「それは、献身的な愛である」。"devotion"の解釈は人それぞれによる。正しい心が、あたかも本能的に差し出す熱い思い、いたわりの気持ち、無私の愛、慈悲、等々。 "Yet you have ~ "「しかし、今のところ、あなたは他のものに献身的な愛を抱いている」。あなたが献身しているのはエゴかもしれないし、物欲かもしれないし、肉欲かもしれない。つまり、本来天上的なものに対して抱くべき献身的な愛を、今のところあなたは、地上的なものに対して振りまいている、ということ。



Your divided devotion has given you the two voices, and you must choose at which altar you want to serve. 
  • divided [diváidid] : 「分割された、分離した、分裂した」
  • choose [tʃúːz] : 「〜を選ぶ、〜を選択する」
  • serve [sə́ːrv] : 「〜に仕える、〜に役立つ」
❖ "Your divided ~ "「あなたの分裂した献身的な愛は、あなたに二つの声を与える」。天上的なものと地上的なものに分裂した献身的愛は、ホーリー・スピリットの声とエゴの声の二つを求めている。"and you must ~ "「そして、あなたは、どちらの祭壇に仕えたいのか、選択しなくてはならない」。この選択は、完全にあなたの自由意志によってなされる。神は決して強制しない。決して命令しない。



The call you answer now is an evaluation because it is a decision. The decision is very simple. It is made on the basis of which call is worth more to you.
  • answer [ǽnsər] : 「答える、応じる」
  • evaluation [ivæ̀ljuéiʃən] : 「評価、評定」
  • decision [disíʒən] : 「決定、決意、決心」
  • simple [símpl] : 「簡単な、単純な、容易な」
  • on the basis of : 「〜に基づいて 」
  • worth [wə́ːrθ] : 「〜の価値がある、〜に値する」
❖ "The call you ~ "「今あなたが応じている呼びかけは、(あなたによって)評価されたものである」。"because it is ~ "「なぜなら、それは判断であるからだ」。ホーリー・スピリットの呼びかけに応じるか、エゴの呼びかけに応じるか、今あなたがどちらかを選択したなら、それは二つの呼びかけを比較、評価したことであり、判断したことになる、ということ。"The decision is ~ "「判断とはいかにも単純である」。"It is made ~ "「それは、どちらの呼びかけがあなたにとってより価値があるのかという基準に従ってなされるのだ」。
 
 
 

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