●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
●  Workbook精読http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp です。
●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



T-30.VII.4:1 ~ T-30.VII.5:6

4. A common purpose is the only means whereby perception can be stabilized, and one interpretation given to the world and all experiences here.

  • common [kάmən] : 「公共の、公衆の、共通の」
  • purpose [pə́ːrpəs] : 「目的、目標、狙」
  • means [míːnz] : 「手段、方法、手法」
  • whereby [hweərbái] : 「〜するところの」
  • perception [pərsépʃən] : 「知覚、認知,知見、見識、感じ」
  • stabilize [stéibəlàiz] : 「安定させる、一定に保つ」
  • interpretation [intə̀ːrprətéiʃən] : 「解釈、説明、解説」
  • given [gívn] : 「giveの過去分詞形」
  • experience [ikspíəriəns] : 「経験、体験、見聞」
❖ "A common purpose is ~ "「共通の目的(を持つこと)は、それによって知覚が安定化され、世界とあらゆる経験に対して与えられるただ一つの解釈を得る唯一の方法である」。あなたと同胞が、幻想世界から実相世界へと目覚めることを共通の目的(common purpose)とするとき、この幻想世界をどう見るべきか、この世界での経験をどう解釈(interpretation)するべきか、世界をどう知覚(perception)するべきか、そういった解釈や知覚が安定化され(be stabilized)、ただ一つに収斂(しゅうれん)していく。逆に言えば、世界や経験の解釈や見方を安定化させ、一つに収斂させるには、神の子全体が幻想世界から実相世界へと目覚めることを共通の目的として持つことが、唯一の方法(the only means)となるのだ。



In this shared purpose is one judgment shared by everyone and everything you see.
  • shared [ʃέərd] : 「共用の、共有の、共通の」
  • judgment [dʒʌ́dʒmənt] : 「判断、判断力、意見、分別」
  • share [ʃέər] : 「分かち合う、共同使用する、共有する」
❖ "In this shared purpose ~ "「この分かち合われる目的の中にこそ、あなたが目にするあらゆるもの、あらゆる人達によって分かち合われる唯一の判断がある」。あなたと同胞が共に、幻想世界から実相世界への目覚めを生きる目的として分かち合ったとき、たとえば、金や地位や権力といった偶像をもつことはその目的に反するものだというような、共通の判断が出来るのである。つまり、一つの目的を分かち合うことは、目にする事象への揺るぎない一つの判断を分かち合うことに繋がる。



You do not have to judge, for you have learned one meaning has been given everything, and you are glad to see it everywhere.
  • judge [dʒʌ́dʒ] : 「判断する、〜だと思う、裁く」
  • learn [lə́ːrn] : 「〜を学ぶ、〜に精通する、身に付ける、獲得する」
  • meaning [míːniŋ] : 「意味、意義、目的、意図」
  • be glad [ɡlǽd] to : 「喜んで、〜する、〜してうれしい」
❖ "You do not have ~ "「あなたは、(自分で)判断する必要はない」。"for you have learned ~ "「なぜなら、あなたは、あらゆるものにたった一つの意味が与えられたのだと知ったからであり、」"and you are glad ~ "「あなたは、あらゆる場所に、その意味を見出して嬉しく思うからだ」。幻想世界のあらゆるものに、一つの目的と意味を見るとは、結局、ホーリー・スピリットの導いてくれる目的と意味を選択することである。幻想世界から実相世界へと目覚めることをホーリー・スピリットが促してくれるからだ。そのときあなたは、自らの理性による判断を放棄し、代わりに、喜びをもって実相的判断をホーリー・スピリットに委ねるのである。



It cannot change because you would perceive it everywhere, unchanged by circumstance.
  • change [tʃéindʒ] : 「変わる、変化する、変遷する」
  • perceive [pərsíːv] : 「知覚する、〜に気付く、〜を見抜く」
  • unchanged [ʌntʃéindʒd] : 「変化していない、不変の、変わらない」
  • circumstance [sə́ːrkəmstæ̀ns] : 「周囲の事情、環境、状況」
❖ "It cannot change ~ "「その判断は、〜なので、変化しない」。"because you would ~ "「あなたは、あらゆる場所にその判断が状況によって変化することなく、知覚する」ので、判断は変化しない。あなたがこの世界に生きて経験する幸も不幸も、苦も楽も、すべては幻想世界から実相世界への目覚めのためなのだと知って、その価値や意味の判断をホーリー・スピリットに委ねたとき、あなたが選択したその判断は、状況によって変化流動することはない。ホーリー・スピリットの導く判断は実相的な判断であり、永遠不変に真実だからだ。状況によってころころ変わる判断など、真実だと言えるだろうか? 



And so you offer it to all events, and let them offer you stability.
  • offer [ɔ́fər] : 「差し出す、捧げる、提供する」
  • event [ivént] : 「出来事、事件、事象、行事」
  • stability [stəbíləti] : 「安定、持続、不変、安定性、安定度、持続性」
❖ "And so you offer it ~ "「そうして、あなたは、あらゆる出来事にその判断を差し出し、」"and let them offer ~ "「その出来事があなたに安定性をもたらすようにさせるのである」。あなたが経験するあらゆる出来事、あらゆる事象に、ホーリー・スピリットの実相的判断を適用し、一つの目的と一つの意味を付与する。そうすることで、あなたは肉体的にも精神的にも安定することになるのだ。迷いはない。どんなことが起きようとも、心が揺らぐことはない。



5. Escape from judgment simply lies in this; all things have but one purpose, which you share with all the world.
  • escape [iskéip] : 「逃亡、脱出、避難、逃げ道、逃避、回避」
  • simply [símpli] : 「全く、とても、本当に、簡単に、分かりやすく」
  • lie [lái] : 「ある、存在する」
❖ "Escape from judgment ~ "「判断からの逃げ道は、単に、ここにある」。頭脳による理性的判断から逃れる方法は、まさにここにある。すなわち、頭脳による理性的判断を放棄し、実相的な叡智による判断をホーリー・スピリットに委ねるのだ。"all things have ~ "「あらゆるものは、たった一つの目的を持ち、あなたはそれを、世界のすべてと分かち合うのである」。幻想世界のあらゆるものは、実相世界への目覚めという唯一の目的をもち、あなたもその目的に参画して、世界と目的を分かち合うのである。



And nothing in the world can be opposed to it, for it belongs to everything, as it belongs to you.
  • oppose [əpóuz] : 「反対する、反抗する、対抗する、敵対する」
  • be opposed to : 「〜に反対している、〜に向かい合っている」
  • belong [bilɔ́ːŋ] to : 「〜に属する、〜の所有物である」
❖ "And nothing in the world ~ "「この世界の何ものも、たった一つの目的に対抗することは出来ない」。"for it belongs to ~ "「なぜなら、その目的はあなたに属しているように、あらゆるものに属しているからだ」。ホーリー・スピリットの導いてくれた実相的目的、つまり実相世界への目覚めてという目的は、あなたにも、同胞にも、世界のあらゆる事象にも共通して属していることなので、それに反抗するものは存在出来ない。存在しているとすれば、それは、存在しているように見えるだけの幻想に過ぎない。



In single purpose is the end of all ideas of sacrifice, which must assume a different purpose for the one who gains and him who loses.
  • single [síŋɡl] : 「ただ一つの、たった一つの、たった一人の」
  • sacrifice [sǽkrəfàis] : 「犠牲、いけにえ」
  • assume [əsjúːm] : 「〜と仮定する、思い込む、見なす、〜を前提とす」
  • different [dífərənt] : 「相違する、違っている、異なる」
  • gain [géin] : 「利益を得る、得をする」
  • lose [lúːz] : 「損害を受ける、損をする」
❖ "In single purpose is ~ "「単一の目的の中にこそ、犠牲という考えの終焉がある」。実相世界に目覚めるという単一の目的を、あなたも同胞も共通に持つとき、犠牲にしたり犠牲にされたりという幻想の思考は停止する。つまり、犠牲そのものが幻想だと気付くのである。"which must assume ~ "「犠牲という考えとは、誰かが得て、誰かが失うための、(単一の目的とは別の)異なった目的を前提にすることなのだ」。一人が実相世界への目覚めを目的とし、他者が物質的豊かさを目的にしたとしよう。物質的豊かさを求めるにはエゴの思考システムに従えばいいわけで、得るためには奪えという原理が働く。かくして、物質的な豊かさを目的とする者は、実相への目覚めを目的とした者から物や金を奪い取り、彼を犠牲にして富を得ることになる。異なった目的が存在するとき、それが協調して共存することは不可能であり、誰かが誰かを犠牲にし、得る者と失う者が生じてしまうのである。日常的な場面においても、例えば、和を重んずる目的と、プライバシーを重んずる目的は共存出来ない。和を重んずればプライバシーが犠牲にされ、プライバシーを重んずれば和が犠牲にされる。そこで、凡夫である我々は、適当な妥協を図って生きて行くわけだ。



There could be no thought of sacrifice apart from this idea. And it is this idea of different goals that makes perception shift and meaning change.
  • thought [θɔ́ːt] : 「考え、見解、思い付き、考えること、思考」
  • apart from : 「〜から離れて、〜は別として、〜はさておき」
  • goal [góul] : 「目標、目的地、目的、目指すもの、着点」
  • shift [ʃíft] : 「交代、変更、変化、転換」
❖ "There could be no thought ~ "「こういう思考を抜きにして、犠牲という考えは存在し得ない」。異なる目的が存在し、しかもそれが共存出来るという思考を抜きにして、犠牲という考えは存在出来ない。簡単に言えば、異なる目的が存在すれば、必ず犠牲が生じる、ということ。"And it is this idea ~ "強調構文、「知覚を移ろわせ、意味を変えさせるのは、この、異なった目的が存在するという考えである」。たとえば、物質的豊かさや金が幸せをもたらすと信じて、それを求める目的をもった者は、物や金に対する見方、価値観、つまり、知覚が他者のそれとはまったく異なる。生きていく上で必要な物と金が手に入りさえすればいいと思う者と異なる価値観をもつのだ。目的が異なれば、見方も変わる。知覚は変化し、価値観も変化する。変化するものは実相的な真実とは言えない。したがって、異なる目的が存在すること自体が真実ではない。幻想なのだ。偽りなのである。



In one united goal does this become impossible, for your agreement makes interpretation stabilize and last.
  • united [juːnáitid] : 「結ばれた、協力した、結合した」
  • impossible [impɑ́səbl] : 「不可能な、とてもあり得ない、できない」
  • agreement [əgríːmənt] : 「同意、合意、承諾、契約、取り決め」
  • stabilize [stéibəlàiz] : 「安定する、固定する」
  • last [lǽst] : 「続く、存続する、持続する」
❖ "In one united goal ~ "「統一された目的の中では、これは不可能になる」。目的が単一であれば、物事に対する見方、価値観に変化は生じない。真実の見極めが出来るからだ。幻想に惑わされて、知覚が変化することはない。"for your agreement makes ~ "「なぜなら、あなたの合意が、解釈を安定化させ永続させるからだ」。あなたが統一された目的に参加することに合意して、あなたも同一の目的をもつようになれば、あなたの知覚は変化することがなくなり、出来事に対する解釈も実相的な真実に沿ってなされるようになり、安定化し、永続するようになる。
誤解してはいけないのは、ACIMは、個々人の生活の場における様々な目的を否定しているのではないということだ。ある人は美しい音楽を奏でることを目的とし、ある人は家族の幸せを目的とし、またある人は科学による真理の追求を目的とするだろう。それはそれでいいのであって、ACIMは、そんな様々な異なる目的を捨てろなどとは言っていない。ただ、生活上のどんな目的を持とうが、人生の最終目的、この世に生を受けた目的は、唯一、単一の目的であって、幻想世界から実相世界へ目覚めて、天の王国へ回帰することなのだと、しっかりと認識せよ、ということなのである。この単一の実相的な目的を見失ったなら、生活の場での様々な目的は何の意味も持たなくなってしまう。単なる幻想の目的となってしまうのだ。夢の中のあがきになってしまうだろう。
 
 
 


T-30.VII.2:1 ~ T-30.VII.3:10

2. What do your scripts reflect except your plans for what the day should be?
  • script [skrípt] : 「脚本、台本、原稿、せりふ」
  • reflect [riflékt] : 「〜を映す、示す、反映する」
  • except [iksépt] : 「〜を除いて、〜以外に」
❖ "What do your scripts ~ "「あなたの台本は、今日がどんな日であるべきかという計画以外の何を表しているだろうか」。"script"「台本」は前段落に出てきた言葉である。今日という日がこうであったらいいと思うことを実現するために、心の中の台本にそのプランを書き込んでいくのである。つまり、あなたの意図のことだ。しかし、その意図はころころと移り変わっていく。



And thus you judge disaster and success, advance, retreat, and gain and loss.
  • thus [ðʌ́s] : 「それ故に、従って、このようにして」
  • judge [dʒʌ́dʒ] : 「判断する、〜だと思う」
  • disaster [dizǽstər] : 「災害、天災、災難、大失敗、最悪のこと」
  • success [səksés] : 「成功、合格、大当たり、上首尾、幸運」
  • advance [ædvǽns] : 「前進、進歩」
  • retreat [ritríːt] : 「避難、引退、引きこもり、後退、撤退、退却」
  • gain [ɡéin] : 「利益、得ること、獲得、利得、進歩、前進」
  • loss [lɔ́s] : 「失うこと、喪失、紛失」
❖ "And thus you judge ~ "「そのプランに従って、あなたは、災難であるか成功であるかを判断し、また、前進であるか後退であるか、獲得であるか喪失であるか判断している」。たとえば、一日のある瞬間、あなたはエゴの囁きに耳を貸して、物質的な豊かさが幸せを導くと思い込み、金儲けをしようと台本にプランを書き込む。そのプランに準じて、たとえば他者から金をかすめ取ることに成功すれば、あなたは大成功だと喜び、前進し、獲得したと判断するのだ。株に投資した金が失われれば、これは災難であり、後退であり、喪失だと判断する。



These judgments all are made according to the roles the script assigns.
  • judgment [dʒʌ́dʒmənt] : 「判断、判断力、意見、分別」
  • according to : 「〜に従って、〜と一致して、〜に準じて」
  • role [róul] : 「役、役柄、役割、役目、任務」
  • assign [əsáin] : 「〜を割り当てる、指定する、任命する」
❖ "These judgments all ~ "「これらの判断はすべて、台本が割り当てた役割に準じてなされるのである」。たとえば、台本には、金を得ることが出来ればそれは成功だというように、獲得には成功を割当て、損失には災難を割当てる。これに準じて、出来事を判断していくわけだ。もっとも、もしあなたがホーリー・スピリットの囁きに耳を傾け、今日一日を無償の愛に生きようと台本に書いたなら、たとえあなたが金を失うことがあっても、それは損失でも災難でも後退でもない。失った金は他者の誰かの幸せに繋がるはずだと思えば、損失は今日の目的に叶ったことになろう。そこまで思わなくても、金を失ったことを不幸とは判断しないだろう。



The fact they have no meaning in themselves is demonstrated by the ease with which these labels change with other judgments, made on different aspects of experience.
  • fact [fǽkt] : 「事実、真相、現実、実際」
  • meaning [míːniŋ] : 「意味、意義、目的、意図」
  • demonstrate [démənstrèit] : 「実演する、はっきり示す、明らかにする、実証する」
  • ease [íːz] : 「容易さ、たやすさ」
  • label [léibl] : 「ラベル、名札」
  • change [tʃéindʒ] : 「変わる、変化する、変遷する」
  • change with : 「〜とともに変わる」
  • different [dífərənt] : 「相違する、違っている、異なる」
  • aspect [ǽspekt] : 「形勢、局面、状況、側面、特徴」
  • experience [ikspíəriəns] : 「経験、体験、見聞」
❖ "The fact they have ~ "「判断は、それ自体の中に何の意味ももってはいないという事実は、〜によって実証される」。"by the ease with ~ "「経験の別の側面について成される、別の判断によって、これらのラベルが簡単に変わるということによって」、判断は、それ自体の中に何の意味ももってはいないという事実は実証される。非常に難しい言い回しをしているが、前文と同じ内容である。たとえば、金を失うという経験の側面を他の面から見ることで(made on different aspects of experience)、また別の判断が成立し(with other judgments)、災難なのか幸運なのか、損失なのか喜びなのか、その経験へのラベル(評価)が簡単に変わるのだ(the ease with which these labels change )。したがって、判断自体が絶対的なラベル(評価)を貼り付けるわけではない。その意味では、判断自体が意味を持っているのではない(they have no meaning in themselves)。判断は、それ自体が重要なのではない、ということだ。判断が価値を決めるのではないから。だから、ACIMは何度も何度も、理性による判断を停止せよ、判断を放棄せよ、と教えているのである。そもそも、価値判断なぞは、幻想的な気休めに過ぎないのだ。



And then, in looking back, you think you see another meaning in what went before.
  • meaning [míːniŋ] : 「意味、意義、意図、真意」
❖ "And then, in looking back ~ "「そこで、振り返って見ては、以前にゆき過ぎてしまったことの中に、あなたは別の意味を見つけたと思うことがある」。あの時は辛くて神を呪ったものだが、今思えば、ああいう苦難があったからこそ、今の幸せを手にすることが出来たのだ、と思うことがある。逆に、あの時は有頂天になって我が世の春を謳歌していたが、今にして思えば、あんな浮かれ騒ぎが凋落の原因だったのだ、と思うこともある。その時は、起きている事柄の意味が分からなくても、後々になれば、人生における出来事のの意味がはっきり分かるようになる。



What have you really done, except to show there was no meaning there?
  • really [ríəli] : 「実際には、ほんとうは、確かに、本当に」
  • show [ʃóu] : 「見せる、見えるようにする、示す、表す、表示する」
❖ "What have you really ~ "「そこには何の意味もなかったのだということを示す以外に、いったいあなたは、実際に何をしたのだろうか」。あなたがこの世界で何をなしても、それは幻想であり、夢の中の出来事である。実相的に見れば、そこには何の意味もない。意味がないにも関わらず、あなたは、出来事が起きる度に、その出来事に善悪、幸不幸の意味を与えるだろう。しかも、その意味は気まぐれに変化する。そもそも、変化する意味など意味がない。しかし、時を経て考えたとき、あなたは、その出来事に新たな、あるいは安定した実相的な意味を与えることが出来るようになる。しかも、過去となった出来事に正当な意味を与えることは、実相的に生きるあなたには求められているのだ。その正当な実相的意味とは、あらゆる夢の中の出来事は、その夢から目覚めるための道具なのだという自覚である。



But you assigned a meaning in the light of goals that change, with every meaning shifting as they change.
  • assign [əsáin] : 「〜を割り当てる、指定する、任命する」
  • in the light of : 「〜の視点から見ると、考慮して、踏まえると」
  • goal [góul] : 「目標、目的地、目的、目指すもの」
  • shift [ʃíft] : 「変わる、移る、推移する」
❖ "But you assigned a meaning ~ "「しかし、あなたは、変化する目的に照らし合わせて、意味を割り振りする」。"with every meaning ~ "「目的が変化するにつれ、あらゆる意味も移ろっていくのだ」。時には、物欲に駆られて金儲けを目的とし、時には、他者へのいたわりを目的とし、時には、精神的な進歩を目指し、時には、権力に憧れて他者への支配を目的とする、というように、あなたの目的は変化流動する。その度に、出来事のもつ意味合いが変化し、移ろっていくのだ。ならば、出来事の善悪、幸不幸は絶対的な意味を持つことはなく、単なる、移ろいゆく幻想に過ぎない。万事が空である、という仏教的諦観が生まれても当然である。



3. Only a constant purpose can endow events with stable meaning. But it must accord one meaning to them all.
  • constant [kάnstənt] : 「不変の、一定な」
  • purpose [pə́ːrpəs] : 「目的、目標、狙い」
  • endow [endáu] : 「授ける、与える」
  • endow A with B : 「AにBを授ける、寄付する」
  • stable [stéibl] : 「しっかりした、安定した、断固とした、不変の」
  • accord [əkɔ́ːrd] : 「認める、許容する、与える」
❖ "Only a constant purpose ~ "「変化しない目的だけが、出来事に安定した意味を与えることが出来る」。"But it must accord ~ "「ただし、変化しない目的は、出来事すべてに、ただ一つの意味を与えるものでなくてはならない」。幻想世界に生きるということは、変化流動する目的を持って生きることを意味し、変化しない目的を持って生きるとは、実相的な生き方をすることを意味する。真実に生きるとは、すべての出来事にただ一つの意味を見出すことなのだ。幻想世界のあらゆる出来事は、その幻想から目覚めるための絶好のチャンスを与えるという意味を持ち、ただそれだけの意味しかないと見抜くことが必要なのである。



If they are given different meanings, it must be that they reflect but different purposes.
  • different [dífərənt] : 「相違する、違っている、異なる」
  • reflect [riflékt] : 「〜を映す、示す、反映する」
❖ "If they are given ~ "「もし、出来事が、異なる意味を与えられるようであれば、それは、異なる目的を反映しているに違いない」。ある出来事に対して、それは幸である、それは不幸である、善だ、悪だというように、異なる意味を与えるようであるなら、それは、あなたの人生の目的が一定ではなく、異なる目的を数々もっていることを反映しているのだ。ACIMの理想とすることは、一つの目的に対して、出来事が一つの意味を持つ、という状態である。目的は唯一であり、意味も唯一であるという生き方が、この幻想世界における実相的な生き方なのだ。もちろん、唯一の目的とは、幻想から実相へと目覚め、実相世界へと回帰することであり、唯一の意味とは、あらゆる出来事は、実相世界への目覚めを与える道具であるということ。それ以外の雑多な目的も、雑多な意味も、すべて幻想に過ぎない。まさに、空なのだ。



And this is all the meaning that they have. Can this be meaning? Can confusion be what meaning means?
  • confusion [kənfjúːʒən] : 「混乱、混同、混乱状態、無秩序」
❖ "And this is all ~ "「そして、これが、出来事のもつ意味のすべてである」。変化流動する出来事が変化流動する意味をもつとき、その出来事は幻想に過ぎない。それだけの意味しかない。意味が幻想に過ぎないなら、意味などない。そこで、"Can this be ~ "「これが意味だなどと言えるだろうか」。"Can confusion be ~ "「混乱が、出来事が意味するものだと言えるだろうか」。あなたは、日々の生活の中で、生活のためにお金を稼がなくてはならないし、家族のために雑用に追われなければならないし、種々雑多な目的を設定して、それが成就したとき、あるいは成就しないとき、数々の幸不幸を経験する。しかし、それは、幻想としての生活なのであり、幻想の目的であり幻想の意味に過ぎないのだ。そんな生活の中にあっても、唯一の実相的目的を失うことなく、唯一の実相的意味を求めなさい、ということなのだ。



Perception cannot be in constant flux, and make allowance for stability of meaning anywhere. Fear is a judgment never justified.
  • perception [pərsépʃən] : 「知覚、認知、知見、見識、感じ方」
  • flux [flʌ́ks] : 「不安定さ、流動、氾濫、絶え間ない変化」
  • allowance [əláuəns] : 「認めること、許容、容認」
  • stability [stəbíləti] : 「安定、持続、不変、安定性、安定度、持続性」
  • anywhere [énihwὲər] : 「どこでも、どこかに、どこにも」
  • judgment [dʒʌ́dʒmənt] : 「判断、判断力、判決、審判、裁判」
  • justify [dʒʌ́stəfài] : 「正当だと説明する、正当化する」
❖ "Perception cannot be ~ "「知覚は、変化流動し続ける中には、存在出来ないし、」"and make allowance ~ "「知覚は、どこにも、安定した意味を見出すことは出来ない」。目的と出来事の意味が変化流動する中にあっては、真実を見抜く知覚は機能することが出来ない。幻想世界にどっぷりと浸かっているうちは、実相的な知覚は眠り続けているのだ。実相的な知覚、つまり叡智は忘れられたままにされる。"Fear is a judgment ~ "「恐れは、決して正当化されない判断である」。実相的な真実を感じ取れない状態の知覚が、恐れを感じたとしても、その恐れは真実ではない。狂った知覚が、恐れという狂った感覚を生み出しているだけなのだ。決して、正当化される判断ではない。



Its presence has no meaning but to show you wrote a fearful script, and are afraid accordingly. But not because the thing you fear has fearful meaning in itself.
  • presence [prézns] : 「存在すること、存在、あること」
  • wrote [róut] : 「writeの過去形」
  • fearful [fíərfəl] : 「恐ろしい、怖い」
  • afraid [əfréid] : 「恐れて、心配して、怖がって」
  • accordingly [əkɔ́ːrdiŋli] : 「それ故に、従って、それに応じて」
❖ "Its presence has no ~ "「恐れの存在は、まったく意味がなく、」"but to show you ~ "「あなたが恐ろしい台本を書き、それにしたがって恐れを抱いているということ示しているだけだ」。恐れという実体が存在し、それに対して恐れを感じている、というものではい。あなたの狂った知覚が、夢に過ぎない出来事を恐れと感じるように勝手に台本を書き、その台本にしたがって、あなたは恐れる自分を演じているだけなのだ。"But not because ~ "「あなたが恐れを感じるものが、それ自体の中に、恐ろしい意味を持っているからではないのだ」。あなたの感覚が恐れを抱く、その対象自体が、恐れという実体を持っているのではない。実体のない、単なる幻想に対して、あなたの狂った感覚が恐れを感じているだけなのだ。簡単に言えば、あなたが恐れを感じているとき、あなたは夢を見て怖がっているだけだ、ということ。
 
 
 


T-30.VI.10:1 ~ T-30.VII.1:8

10. Look on your brother with this hope in you, and you will understand he could not make an error that could change the truth in him.
  • look on : 「〜を見る」
  • hope [hóup] : 「希望、望み」
  • understand [ʌ̀ndərstǽnd] : 「理解する、了解する、納得する、分かる」
  • error [érər] : 「誤り、間違い、ミス、過失」
  • make an error : 「間違いをする、誤りを犯す」
  • change [tʃéindʒ] : 「〜を変える、〜を変更する、〜を変換する」
  • truth [trúːθ] : 「現実、事実、真相、真理、本当のこと」
❖ "Look on your brother ~ "「この希望を胸にして、あなたの同胞を見なさい」。"this hope"「この希望」とは、前段落を受けているのだが、その中でも、「同胞が、神によって創造された栄光の神の子であると理解出来たとき、あなたは、あなた自身もまた、栄光の神の子であると理解出来るのだ」という希望。"and you will understand ~ "「そうすれば、あなたは、同胞が、彼についての真実を変えるような過ちを犯すことは出来ないのだと、理解するだろう」。幻想の過ちによって、同胞の実相的な真実が変えられることはない。たとえば、幻想の罪によって、神の子であるという実相的真実が崩壊することはない。不可能なのだ。



It is not difficult to overlook mistakes that have been given no effects.
  • difficult [dífikʌ̀lt] : 「難しい、困難な、難解な、厳しい」
  • overlook [òuvərlúk] : 「見て見ぬふりをする、見過ごす、大目に見る」
  • mistake [mistéik] : 「ミス、過ち、手違い、誤解、落ち度」
  • given [gívn] : 「give の過去分詞形」
  • effect [ifékt] : 「結果、影響、作用、効果、効力」
❖ "It is not difficult ~ "「何の影響も与えない過ちを見過ごすことは難しくはない」。過ちは幻想に過ぎないから、実相へ影響を与えることはない。過ちによって影響を受けたように感じるだけであって、本当は何の影響もないのだ。だから、そんな影響力のない幻想など、簡単に見過ごしてしまうことが出来る。難しいことではない。



But what you see as having power to make an idol of the Son of God you will not pardon.
  • power [páuər] : 「力、能力、勢力」
  • idol [áidl] : 「アイドル、偶像、崇拝される人、神像」
  • pardon [pάːrdn] : 「許す、赦免する、放免する」
❖ "But what you see ~ "「しかし、神の子を偶像に変えてしまうパワーをもつとあなたが見なす者を、あなたは赦さないだろう」。"to make an idol of the Son of God"「神の子を偶像に変えてしまう」とは、神の子としての実相的なあなたを、偶像という幻想に変えてしまうこと。簡単に言えば、心の存在であるあなたを、肉体の存在としてのあなたに変えてしまうことである。神の子であることを否定して、猿から進化した動物に過ぎないと見なすことだ。そういったパワーを持つものとしてあなたが見なす者とは、ここでは、エゴと考えていいだろう。エゴは、ホーリー・スピリットと同一であるあなたの心を否定して、幻想に過ぎない肉体的、頭脳的な存在にあなたを変えてしまう。そういうエゴを、あなたは赦せないだろう、と言っている。エゴさえも、本来は幻想に過ぎないのだから、赦すことで消滅させることが出来るのだが、あなたにとってはそれが非常に難しく思えてしまうのだ。だから、いつまでもエゴはあなたを支配し続ける。さらに言うなら、あなたは心のどこかでエゴを慕っているのだ。エゴを完全に否定出来ない心の弱さをもっている。だから、赦すことも出来ないでいる。



For he has become to you a graven image and a sign of death. Is this your savior? Is his Father wrong about His Son?
  • become [bikʌ́m] : 「〜になる」
  • graven [ɡréivən] : 「彫られた、刻まれた、心に刻まれた」
  • image [ímidʒ] : 「イメージ、画像、像、映像」
  • graven image : 「〔木や石を彫って作った〕偶像」
  • sign [sáin] : 「標示、サイン、標識、記号、表れ、兆し」
  • death [déθ] : 「死、消滅、死亡、破滅、終わり、終焉」
  • savior [séiviər] : 「救助者、救い手、救済者、救い主」
  • wrong [rɔ́ːŋ] : 「間違った、誤っている」
  • be wrong about : 「〜のことを誤解する」
❖ "For he has become ~ "「なぜなら、彼はあなたにとって、偶像であり死の表れになるからだ」。エゴは、あなたの心を支配する偶像であり、エゴは結果的にあなたに死をもたらす死神である。あなたは、エゴいう名の死神に取り憑かれているのだ。"Is this your ~ "「これは、あなたの救い主だろうか」。エゴは、あなたに救いを提供すると囁く。得るためには奪え、攻撃される前に攻撃せよ、物質と肉体こそがすべてであって、愛や思いやりは感傷的な幻想である、と囁く。それが一体、救いだろうか? エゴは救い主であろうか? "Is his Father wrong ~ "「父なる神は、神の子に対して誤っているのだろうか」。あなたが、エゴに支配される神の子になったのは、神に責任があるのか? 神が神の子を創造するとき、何か間違いを犯したのだろうか?



Or have you been deceived in him who has been given you to heal, for your salvation and deliverance?
  • deceive [disíːv] : 「欺く、惑わす、だます、裏切る」
  • heal [híːl] : 「治す、治癒する、治療する、癒やす、救う」
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
  • deliverance [dilívərəns] : 「救出、解放」
❖ "Or have you been ~ "「あるいは、あなたは、ヒーリングするためにあなたに与えられた者に、あなたを救い解放するのだと称して、騙され続けているのだろうか」。神に責任がないとしたら、あなたを癒し、救いと解放を与えてやると囁くエゴに、あなたは騙され続けているに違いない。





VII. The New Interpretation
新たな解釈


1. Would God have left the meaning of the world to your interpretation?
  • left [left] : 「leave の過去・過去分詞形」
  • leave [líːv] : 「〜を残す、置きっぱなしにする、〜を任せる、頼む、委ねる」
  • meaning [míːniŋ] : 「意味、意義」
  • interpretation [intə̀ːrprətéiʃən] : 「解釈、説明、解説」
❖ "Would God have left ~ "「神は、世界の意味を、あなたの解釈に委ねようとしたのだろうか」。この世界を現実と思うか、幻想と思うか、神は、その解釈を神の子であるあなたの勝手に任せたのだろうか。そんなことはない。もしそうであるなら、幻想世界からあなたを救い出すために、神は、ホーリー・スピリットをあなたに遣わせたわけがない。



If He had, it has no meaning. For it cannot be that meaning changes constantly, and yet is true.
  • change [tʃéindʒ] : 「変わる、変化する、変遷する」
  • constantly [kάnstəntli] : 「絶えず、しきりに、絶え間なく、常に」
  • true [trúː] : 「真の、真実の、本当の、本物の、実際どおりの」
❖ "If He had, it ~ "「もし神が、あなたに世界の解釈を任せたのなら、それは、何の意味ももたないことになる」。"For it cannot be ~ "「なぜなら、それは、意味が絶えず変化し、それでもなおかつ真実だ、ということにはなり得ないからだ」。神が世界の解釈をあなたに委ねたのなら、あるときは世界を実相と見なし、あるときは幻想と見なして、世界のもつ意味がころころ変化することになる。そうであっても、神があなたに委ねたのなら、そのどちらも真実であると神が保証したことになる。そんなことがあり得るわけがない。真実は一つであって、世界は実相であるか、幻想であるか、そのどちらかなのだ。そうでなくては、世界は何の意味も持つことは出来ない。世界が実相なら、現実としての実在という意味をもち、幻想なら、その幻想の世界から目覚めるためという目的、つまり意味をもつ。



The Holy Spirit looks upon the world as with one purpose, changelessly established.
  • look upon : 「〜を見る」
  • purpose [pə́ːrpəs] : 「目的、意図、狙い、意向、趣旨、意味」
  • changelessly : 「変わることなく、不変的に」
  • establish [istǽbliʃ] : 「確立する、達成する、樹立する」
❖ "The Holy Spirit looks ~ "「ホーリー・スピリットは世界を、ただ一つの目的、変わることなく確立された目的を持つものとして見る」。ホーリー・スピリットは、この世界を幻想世界と見抜いており、神の子が幻想世界から目覚めるための、いわばスプリングボード(踏み切り板)という唯一の目的をもっている世界と見ている。ホーリー・スピリットは闇を、頭ごなしに否定しているのではない。闇は、闇から抜け出るためという目的と意味をもっていると、見なしているのだ。



And no situation can affect its aim, but must be in accord with it.
  • situation [sìtʃuéiʃən] : 「状況、場所、状態、立場、事情、情勢、事態」
  • affect [əfékt] : 「〜に作用する、〜に影響を及ぼす、〜に響く」
  • aim [éim] : 「的、狙い、目標、目的、照準、見当」
  • in accord with : 「〜と一致して、〜に合って、〜と調和して」
❖ "And no situation can ~ "「そして、どんな状況も、世界のもつ目的に影響を与えることは出来ない」。"but must be in accord ~ "「しかも、すべての状況は、世界の目的と調和していなければならないのだ」。あなたがエゴの囁きに屈して、世界を現実的な実相だと信じている状況になろうが、エゴが直接ホーリー・スピリットと、実相幻想の論争を戦わせる状況になろうが、この幻想世界が実相世界への目覚めのためのスプリングボードという目的を持っている事実に影響はない。むしろ、あらゆる実相的な状況は、世界の持つ目的に調和するものでなくてはならない。つまり、世界の目的、世界の意味、世界の存在理由と調和するには、あなたが実相的な視点に立って、自ら実相に合致するような状況を作り出さなくてはならないのだ。具体的には、この世界を幻想と見抜き、その幻想から救い出されたいと希求し、ホーリー・スピリットに救いを求めることなのである。あなたの強い意思をもって、ホーリー・スピリットに救いを求めることなのである。あなたの意思なくしては、何も始まらないのだ。



For only if its aim could change with every situation could each one be open to interpretation which is different every time you think of it.
  • be open to : 「〜を受けやすい」
  • different [dífərənt] : 「相違する、違っている、異なる」
  • think of : 「〜のことを考える、〜について判断する」
❖ "For only if its aim could ~ "「なぜなら、世界のもつ目的が、あらゆる状況に応じて変わり得るときだけ、」"could each one be open ~ "「世界の目的は、あなたがそれを考える毎に異なる解釈に晒されることになるからだ」。世界のもつ目的が1つに確定していて、それに応じてあなたの解釈が決まるというのではなく、あなたが世界の目的をどう解釈するかによって、世界の目的はころころと変わってしまう、ということ。あなたがエゴの唆(そそのか)しに負けて、世界が実在する現実だと解釈すれば、世界の持つ目的は、弱肉強食によって優者が生き残る目的になろうし、あなたがホーリー・スピリットの導きに従って、世界を幻想とだと解釈するなら、世界の目的は、その世界の幻想性を赦して、世界を消滅させることになる。



You add an element into the script you write for every minute in the day, and all that happens now means something else.
  • add [ǽd] : 「加える、合計する、足す、追加する、増す」
  • element [éləmənt] : 「成分、要素」
  • script [skrípt] : 「脚本、台本、原稿、せりふ」
  • minute [mínət] : 「分、わずかな時間、寸刻」
  • happen [hǽpn] : 「起こる、発生する、降り懸かる」
  • mean [míːn] : 「〜を意味する、…とは〜を指す」
  • something else : 「何か他のもの」
❖ "You add an element ~ "「あなたは、毎日、刻一刻と、あなたが書きつづる台本に(新たな)要素を付け加える」。日々の生活の中で、あなたは、ある時はホーリー・スピリットに救いを求めたり、その5分後にはエゴの囁きに耳を傾けて金儲けという新しい要素を生活に付け加えたり、また5分後には、無償の愛に生きようなどと、また新たな要素を付け加えては、刻一刻と気分をころころと変えている。"and all that happens ~ "「その度に、今起こっていることのすべては、他の何かを意味することになるのだ」。さっきまでの人生の意味や目的が、今は、また別の意味と目的をもつことになる。簡単に言えば、あなたは幻想的生き方と実相的生き方の間をふらふらと行ったり来たりしているようなものだ。ヨハネの黙示録第3章16節に書かれた「熱くも冷たくもなく、なまぬるいので、わたしはあなたを口から吐き出そうとしている(新共同訳)」という事情は、このことをうまく語っている。



You take away another element, and every meaning shifts accordingly.
  • take away : 「取り除く、持ち去る、撤去する」
  • another [ənʌ́ðər] : 「もう一つの、別の、ほかの」
  • shift [ʃíft] : 「変わる、移る、転換する」
  • accordingly [əkɔ́ːrdiŋli] : 「それに応じて、それ相応に、それに沿って」
❖ "You take away another ~ "「あなたは、また別の要素を取り去ってしまうと、」"and every meaning ~ "「それに応じて、あらゆる意味は移ろってしまうのだ」。要素を加えても、人生(世界)の意味や目的は変わり、要素を取り除いても、人生(世界)の意味や目的はころころと変わる。実相に対して熱くなることもなく、幻想に対して冷たくなることもなく、実相と幻想の間の生ぬるい生き方をしているわけだ。これじゃ、ホーリー・スピリットもあなたを口から吐き出したくなるだろう。もちろん、ホーリー・スピリットはそんなことは絶対しないのだが・・・。
 
 
 


T-30.VI.8:1 ~ T-30.VI.9:6

8. Look on your brother with the willingness to see him as he is.
  • look on : 「〜を見る」
  • willingness [willingness] : 「意欲、いとわずにすること、やる気」
❖ "Look on your brother ~ "「ありのままの同胞を見たいという思いを抱いて、あなたの同胞を見なさい」。"see him as he is"「ありのままの同胞として見る」とは、彼が、あなたから分離した他人などではなく、あなたと自他一如の神の子である、と見ること。簡単に言えば、幻想としてではなく、実相として同胞を見る、ということ。そうすることで、本当のあなた自身が見えてくる。



And do not keep a part of him outside your willingness that he be healed. To heal is to make whole.
  • part [pάːrt] : 「一部、部分」
  • outside [áutsáid] : 「外側に、外部に」
  • heal [híːl] : 「治す、治癒する、治療する、癒やす、救う」
  • whole [hóul] : 「全部の、完全な、全体の、丸ごとの」
❖ "And do not keep ~ "「同胞をヒーリングしたいと望むあなたの思いの外側に、同胞の一部を保持してはいけない」。たとえば、同胞のちょっとしたミスは赦せるが、彼の根本的な罪は赦せしない、などというように、同胞を全体的に赦せないようではいけない、ということ。赦しというヒーリングを、同胞の幻想的存在すべてに適応せよ、ということ。赦せる幻想と、赦せない幻想を区別するようでは赦しの奇跡は成立しない。"To heal is to ~ "「ヒーリングとは、完全な全体にすることなのだ」。ヒーリングとは、赦しを通じて、同胞のすべての幻想を払拭し、同胞を神の子として完全な実相的姿に生まれ変わられることである。



And what is whole can have no missing parts that have been kept outside.
  • miss [mís] : 「逃す、見逃す、見損ねる、〜を抜かす」
  • kept [képt] : 「keep の過去・過去分詞形」
❖ "And what is whole ~ "「そして、完全に全体である者は、外側に除外して保持しておくような、欠落した部分を持ち得ない」。実相的に完全である神の子は、その存在の外側に、幻想的な一部分を保持するようではいけない。幻想のすべてを排除した状態が、完全な全体性(whole)を保っている状態なのだ。



Forgiveness rests on recognizing this, and being glad there cannot be some forms of sickness which the miracle must lack the power to heal.
  • forgiveness [fərɡívnis] : 「許すこと、許し、容赦、寛容」
  • rest [rést] : 「ある、置かれている」
  • recognize [rékəgnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
  • glad [ɡlǽd] : 「満足して、うれしく思う」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造」
  • sickness [síknəs] : 「病気」
  • lack [lǽk] : 「〜を欠く、〜が欠けている、十分にない、足りない」
  • power [páuər] : 「力、能力、勢力」
❖ "Forgiveness rests on ~ "「こうしたことを認識した上に、赦しが存在する」。つまり、一部を赦しから除外するのではなく、すべての幻想を赦すことが実相的な本当の赦しである。つまり、同胞を実相的に完全な者にすることが、赦しなのだ。それが、ACIMの言うヒーリングである。"and being glad there ~ "「そして、奇跡がヒーリングのパワーを発揮出来ないいかなる形の病も存在し得ないということを喜ぶことが、赦しなのだ」。赦しとは、どんな形の病でも、つまり心の病でも体の病でも、それが幻想に過ぎない病である限り、すべての病をヒーリング出来るという状態でなければならない。除外も例外もない。それを喜びとして受け入れることが、赦しの本質である。それを、喜びをもって認識出来るところに、赦しは存在出来るのだ。



9. God's Son is perfect, or he cannot be God's Son.
  • perfect [pə́ːrfikt] : 「完璧な、完全な」
❖ "God's Son is ~ "「神の子は完璧である」。実相的に完全であり、全体である(whole)ということ。"or he cannot ~ "「さもなければ、彼は神の子になり得ない」。神の子は、完全に完璧である神が創造したものであるから、神の子は、生来、完全で完璧なのだ。もし、あなたが、自分は不完全であると感じたなら(たとえば、自分には罪があると感じたなら)、その不完全な部分は明らかに幻想である。その不完全な部分が存在するという幻想を払拭することが、ヒーリングであり、赦しであり、奇跡である。だから、ヒーリングや赦しや奇跡は、ないものを新たに作り出すのではない。そこに既にあるものを、ただ単に、目の前に現すだけなのだ。



Nor will you know him, if you think he does not merit the escape from guilt in all its consequences and its forms.
  • merit [mérit] : 「〜に値する」
  • escape [iskéip] : 「逃亡、脱出、避難、逃避、回避」
  • guilt [ɡílt] : 「犯罪、あやまち、有罪、罪」
  • consequence [kάnsəkwèns] : 「結果、結論、結末、成り行き、帰結」
❖ "Nor will you know ~ "「もしあなたが、罪がどんな結果をとろうとも、どんな形をとろうとも、同胞がその罪から逃れるに値しないと考えるなら、あなたはその同胞を知ることはないだろう」。同胞がどんな形の罪を犯しても、またその罪がどんな結果をもたらしても、その同胞は、赦しによって罪から逃れることが出来るのだと信じられない限り、あなたは、同胞の本当の姿、つまり、完全な神の子という姿を知ることは出来ない。それは同時に、あなた自身が、完全な神の子であると知ることが出来ないことを意味する。



There is no way to think of him but this, if you would know the truth about yourself.
  • way [wéi] : 「方法、やり方、手段、方途、様式」
  • truth [trúːθ] : 「現実、事実、真相、真理、本当のこと」
❖ "There is no way to think ~ "「もしあなたが、あなた自身についての真実を知りたいと願うなら、同胞を、次のように考える以外に、その方法はない」。あなたが、完全、完璧な神の子であると知るには、同胞を次に言うように考えなさい。では、次を読もう。



I thank You, Father, for Your perfect Son,

and in his glory will I see my own.
  • glory [ɡlɔ́ːri] : 「栄光、称賛、名誉、誇り、壮観、荘厳」
❖ "I thank You, Father ~ "「父なる神よ、(同胞が)あなたの完璧な子であることを、あなたに感謝します」。"and in his glory ~ "「そして、同胞の栄光の中に、私は私自身を見つけることが出来るのです」。同胞が、神によって創造された栄光の神の子であると理解出来たとき、あなたは、あなた自身もまた、栄光の神の子であると理解出来るのだ。



Here is the joyful statement that there are no forms of evil that can overcome the Will of God; the glad acknowledgment that guilt has not succeeded by your wish to make illusions real.
  • joyful [dʒɔ́ifəl] : 「うれしい、うれしそうな、楽しい、喜んでいる」
  • statement [stéitmənt] : 「声明、陳述、述べたこと、発言、供述」
  • evil [íːvəl] : 「害悪、悪、弊害、災害、不運」
  • overcome [òuvərkʌ́m] : 「克服する、乗り越える、圧倒する」
  • will [wíl] : 「意志、意欲、願望」
  • glad [ɡlǽd] : 「満足して、うれしく思う」
  • acknowledgment [æknάlidʒmənt] : 「認めること、承認、認識」
  • succeed [səksíːd] : 「成功する」
  • wish [wíʃ] : 「願い、望みの物、願望、希望」
  • illusion [ilúːʒən] : 「幻想、幻覚、錯覚」
  • real [ríəl] : 「実在する、現実の、実際の、本物の」
❖ "Here is the joyful statement ~ "「これこそ、〜という喜びの宣言である」。"that there are no forms ~ "「神の意思に打ち勝つことが出来るような悪しき形など存在しないのだ」という喜びの宣言である。神の意思という実相的な真実に打ち勝つような、悪しき幻想など存在し得ない。"the glad acknowledgment ~ "「それは、〜という喜びの認識である」。"that guilt has not ~ "「幻想を実相に変えたいと望むあなたによってさえ、罪の意識は(現実化することに)成功することはない」という喜びの認識である。あなたが、幻想に過ぎない罪の意識を、どんなに実相化、現実化したいと思っても、それは絶対に成功しない。幻想を実相に変身させることは、原理的に不可能なのだ。その事実を、喜びをもって認識し、受け入れよ。



And what is this except a simple statement of the truth?
  • except [iksépt] : 「〜を除いて、〜以外に」
  • simple [símpl] : 「簡単な、簡素な、単純な、容易な」
  • statement [stéitmənt] : 「声明、陳述、述べたこと、発言、供述」
  • truth [trúːθ] : 「現実、事実、真相、真理、本当のこと」
❖ "And what is this except ~ "「そして、これこそ、真実の簡素な宣言以外の何ものだろうか」。罪に代表される幻想を、現実化して実相に持ち込むことなど出来ないという真実。これほど単純明解な真実が外にあろうか。その真実を知ることは喜びであり、神の意思もそれを強く望んでいるのだ。
 
 
 


T-30.VI.6:1 ~ T-30.VI.7:8

6. There is no surer proof idolatry is what you wish than a belief there are some forms of sickness and of joylessness forgiveness cannot heal.
  • sure [ʃúər] : 「信頼できる、当てになる、確かな、確実な」
  • proof [prúːf] : 「証拠、立証、証明、証し」
  • idolatry [aidɑ́lətri] : 「偶像崇拝」
  • wish [wíʃ] : 「願い、望みの物、願望、希望」
  • belief [bilíːf] : 「信じること、信念、信仰、信条、信用、信頼」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造」
  • sickness [síknis] : 「病気」
  • joylessness [dʒɔ́ilisnis] : 「喜びのないこと、惨めさ、楽しくないこと」
  • forgiveness [fərɡívnis] : 「許すこと、許し、容赦、寛容」
  • heal [híːl] : 「治す、治癒する、治療する、癒やす、救う」
❖ "There is no surer proof ~ "「偶像崇拝が、〜以上にあなたが望んでいることだという、より確かな証拠はない」。"a belief there are some ~ "「赦しがヒーリング出来ないような病や惨めさの何らかの形が存在していると信じること」以上に、偶像崇拝が、あなたが望んでいることだという、より確かな証拠はない。回りくどい表現をしているのだが、心の病を含めて、体の病や、また惨めさ、苦痛、等々を、実相的に赦しても消滅させることが出来ない特別な幻想が存在しているのだと信じることは、あなたが偶像を崇拝している、確たる証拠だ、ということ。ここは、逆に考えればいいだろう。つまり、あなたが幻想に過ぎない偶像を崇拝しているうちは、病や惨めさなどの偶像を、たとえ赦そうとしても、それを消滅させることは出来ないのだ。簡単に言えば、ある夢は単なる夢と認識し、また別のある夢は、夢ではなく現実だ、などと思うようではいけない、ということ。夢はどんな形をとろうとも、ことごとく夢に過ぎないと思えるようでなくてはいけない。



This means that you prefer to keep some idols, and are not prepared, as yet, to let all idols go.
  • mean [míːn] : 「〜を意味する、…とは〜を指す」
  • prefer [prifə́ːr] : 「〜を好む、むしろ〜の方を好む」
  • idol [áidl] : 「アイドル、偶像、崇拝される人、神像」
  • as yet : 「今までのところは」
  • let go : 「解雇する、手を放す」
❖ "This means that ~ "「このことは、あなたがいくつかの偶像を保持することを好み、今のところ、すべての偶像を手放す準備が出来ていないことを意味する」。たとえば、あなたはまだ、物質的な豊かさが幸せをもたらすと信じて、金という偶像を信奉しているし、理性、あるいは理性的判断こそが真実をもたらすと信じて、頭脳という偶像を崇拝しているのだ。しかし、その半面、金という偶像も頭脳という偶像も、あなたに幸せも真実ももたらすことはないと薄々気付いており、あなたは迷いの中にあるのだが、かと言って、偶像を手放す気にもなれないでいる。



And thus you think that some appearances are real and not appearances at all.
  • thus [ðʌ́s] : 「それ故に、従って、このようにして」
  • appearance [əpíərəns] : 「外見、見掛け、容姿、うわべだけの様子」
  • real [real] : 「実在する、現実の、実際の、本物の」
  • at all : 「全く〜ない、全然〜ない、少しも〜ない」
❖ "And thus you think ~ "「こうして、あなたは、いくつかの見掛けは現実的に実在し、単なる見掛けなのではないと思っている」。ここの"appearances"「見掛け、うわべ」とは、目に見える形のことで、つまり、感覚が捉えた幻想のこと。偶像を手放せないでいるあなたは、ある種の見掛け、つまり幻想は、現実に実在していると信じ、決して夢ではないと思っている。たとえば、権力を握って他者を支配することが、社会的な成功の証なのだと信じ、権力的支配は確実に実在すると思い込んでいるのだ。しかし、実相的には、誰も他者を支配することは出来ない。実相に、支配という概念はないからだ。自他一如の世界には、自分と他者の区別は存在し得ないからだ。



Be not deceived about the meaning of a fixed belief that some appearances are harder to look past than others are.
  • deceive [disíːv] : 「欺く、惑わす、だます、裏切る」
  • meaning [míːniŋ] : 「意味、意義、意図、真意」
  • fixed [fíkst] : 「固定した、定着した、一定の、不変の」
  • belief [bilíːf] : 「信じること、信念、、信仰、信条、信用、信頼」
  • hard [hάːrd] : 「難しい、困難な、つらい」
  • look past : 「見て見ぬふりをする」
❖ "Be not deceived about ~ "「〜という固定観念の意味することに騙されていけない」。"that some appearances ~ "「いくつかの見掛けは、他の見掛けよりも、見過ごし難いという」固定観念の意味することに騙されていけない。ある幻想は他の幻想より手放し難い、と信じて疑わないとき、あなたは幻想に騙されているのだ。幻想は、すべて幻想として同等である。あらゆる夢は夢として等しいのだ。夢は夢に過ぎない。



It always means you think forgiveness must be limited. And you have set a goal of partial pardon and a limited escape from guilt for you.
  • always [ɔ́ːlweiz] : 「いつも、常に」
  • forgiveness [fərɡívnis] : 「許すこと、許し、容赦、寛容」
  • limit [límit] : 「限定する、制限する、制限をかける」
  • goal [ɡóul] : 「目標、目的地、目的、目指すもの」
  • set a goal of : 「〜の目標を掲げる」
  • partial [pάːrʃəl] : 「部分的な、一部の、一部分の」
  • pardon [pάːrdn] : 「寛容、許し、恩赦、大赦」
  • limited [límitid] : 「限られた、有限な、制限された」
  • escape [iskéip] : 「脱出、避難、逃避、回避」
  • guilt [ɡílt] : 「犯罪、あやまち、有罪、罪」
❖ "It always means you ~ "「それはいつも、あなたが、赦しは制限されているに違いないと思っていることを意味する」。あなたは、ある種の幻想は実相的に赦して消滅させることは出来るが、別の幻想は赦しても消滅させることが出来ないと思っている。赦しが、幻想の種類によって制限されていると固く信じているのだ。"And you have set ~ "「そして、あなたは、部分的な赦しという目的を設定し、あなたが罪の意識から逃れることを制限する目的を設定したのだ」。赦せる幻想と赦し得ない幻想を想定し、赦し得ない幻想をいつまでも引きずって生きることになってしまう。たとえば、自分の犯した過ちや罪は、決して消すことの出来ない歴史的な事実なのだと信じ込んで、過ちや罪という幻想から逃れることが出来ないでいる。しかし、実相的には、赦し得ない幻想など存在出来ない。あなたの過ちも罪も、それは夢の中の出来事であって、真っ赤な幻想に過ぎない。だから、罪は実相的に赦すことは可能であり、消滅させることが出来るのだ。



What can this be except a false forgiveness of yourself, and everyone who seems apart from you?
  • except [iksépt] : 「ただし、〜ということを除いて」
  • false [fɔ́ːls] : 「うその、虚偽の、偽りの、偽の」
  • apart from : 「〜から離れて、〜は別として、〜はさておき」
❖ "What can this be except ~ "「この制限された赦しは、あなた自身にとっての、そして、あなたから分離しているかように見えるあらゆる人々のとっての誤った赦し以外の何ものであり得ようか」。あなたにとっても、同胞にとっても、制限された赦しは、実相的に完全な赦しとは言い難い。完全な赦し以外の赦しは、実相の赦しではない。まやかしの許しである。



7. It must be true the miracle can heal all forms of sickness, or it cannot heal.
  • true [trúː] : 「真の、真実の、本当の、本物の」
  • heal [híːl] : 「治す、治癒する、治療する、癒やす、救う」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造、姿、体つき」
  • sickness [síknis] : 「病気」
❖ "It must be true ~ "「奇跡があらゆる形の病をヒーリング出来るということは真実である」。赦しという奇跡が、病を代表とする、あらゆる幻想を消滅させることが出来るとうのは真実である。"or it cannot ~ "意訳する、「さもなければ、奇跡はどんな病もヒーリング出来ないことになる」。



Its purpose cannot be to judge which forms are real, and which appearances are true.
  • purpose [pə́ːrpəs] : 「目的、意図、狙い、意向、趣旨、意味」
  • judge [dʒʌ́dʒ] : 「〜を判断する、〜を裁く」
❖ "Its purpose cannot be ~ "「奇跡の目的は、どの形の幻想が現実であり、どの見掛けが真実であるか判断することであるはずがない」。奇跡の赦しは、あらゆる幻想、あらゆる見掛けを、区別や差別することなく、すべて幻想だと認識して消滅させることを目的としている。



If one appearance must remain apart from healing, one illusion must be part of truth.
  • remain [riméin] : 「依然として〜のままである、残る、残存する」
  • healing [híːliŋ] : 「治療、回復、治癒、癒やし」
  • illusion [ilúːʒən] : 「幻想、幻覚、錯覚」
  • part [pάːrt] : 「一部、部分」
❖ "If one appearance ~ "「もし、一つの見掛けがヒーリングから取り残されてしまうなら、」"one illusion must ~ "「一つの幻想は真実の一部になってしまうに違いない」。たった一つでも、幻想に過ぎない見掛けが赦しによっても消滅させることが出来ないとしたら、実相の一部となり得る幻想が存在してしまうことになる。しかし、実相に侵入出来る幻想など、皆無である。夜見る夢に出てきたモンスターが、目覚めたあなたの生活の場に出現することは決してない。あるいは、パソコン上の仮想空間が、あなたの現実の生活空間になることはないのだ。



And you could not escape all guilt, but only some of it. You must forgive God's Son entirely.
  • escape [iskéip] : 「逃げる、ずらかる、脱出する、抜ける、免れる」
  • guilt [ɡílt] : 「犯罪、あやまち、有罪、罪」
  • forgive [fərɡív] : 「許す、容赦する、勘弁する」
  • entirely [intáiərli] : 「全く、完全に、全体に」
❖ "And you could not ~ "「そうなれば、あなたは、一部の罪を除き、他のあらゆる罪から逃れることは不可能となるだろう」。あたかも、幻想に過ぎない罪と、実相そのものである罪の2種類が存在するかのような状況が生まれ、幻想の罪は赦しによって消滅させることは出来るが、実相の罪は赦しによってさえも消滅させることが出来ないという事態になってしまう。"You must forgive ~ "「あなたは、神の子を完全に赦さなくてはならない」。同胞である神の子を全体的に、完全に赦すことが必要なのだ。一部を残してはいけない。



Or you will keep an image of yourself that is not whole, and will remain afraid to look within and find escape from every idol there.
  • keep [kíːp] : 「〜を持ち続ける、保持する」
  • whole [hóul] : 「全部の、完全な、全体の、丸ごとの」
  • afraid [əfréid] : 「恐れて、心配して、怖がって」
  • within [wiðín] : 「〜の中に、〜以内で」
  • find [fáind] : 「見つける、発見する、見いだす」
❖ "Or you will keep ~ "「さもなければ、あなたは、完全ではないあなた自身のイメージを保持してしまうことになろう」。同胞に対して完全に、全体的に赦すことが出来なければ、あなた自身の実相的な存在の完全性が保てないのだ。"and will remain afraid ~ "「そして、あなたは、いつまでも、心の中を覗いて、そこにあるあらゆる偶像から逃れる道を見出すことに恐れを抱き続けることになる」。完全には実相化されていないあなたは、偶像から逃れることへの恐れを抱きつつ、幻想の中に埋没してしまうのである。



Salvation rests on faith there cannot be some forms of guilt that you cannot forgive.
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
  • rest [rést] : 「ある、置かれている」
  • faith [féiθ] : 「信頼、信用、信じること、信仰、信条、自信、信念」
❖ "Salvation rests on faith ~ "「あなたが赦すことの出来ないような形をした罪など存在し得ないのだと信じることの上に、救いは存在するのである」。あらゆる罪は、例外なく幻想なのだと見極め、赦すことで消滅させることが出来るのだと信じるところに、実相への救いがある。



And so there cannot be appearances that have replaced the truth about God's Son.
  • replace [ripléis] : 「〜を取り換える、交換する、置き換える、置換する」
  • truth [trúːθ] : 「現実、事実、真相、真理、本当のこと」
❖ "And so there cannot ~ "「そして、神の子に対する真実と置き換えられた見掛けなど、存在し得ないのだ」と信じることの上に、救いは存在するのである。神の子は実相として実在するのであって、その実相は見掛けなどという幻想に置き換えられるものではない。どんな夢を持ってきても、それを現実と置き換えることは不可能なのだ。そして、あなたが現実だと思っているこの世界もまた夢であり、それをあなたの実相と置き換えることは不可能なのである。
 
 
 


T-30.VI.4:1 ~ T-30.VI.5:8

4. This is the false forgiveness which the world employs to keep the sense of sin alive.
  • false [fɔ́ːls] : 「正しくない、誤った、うその、虚偽」
  • forgiveness [fərɡívnis] : 「許すこと、許し、容赦、寛容」
  • employ [implɔ́i] : 「用いる、採用する、使用する」
  • keep [kíːp] : 「〜の状態にしておく、〜の状態を保つ、〜にしておく」
  • sense [séns] : 「感覚、感覚能力、官能、感触、知覚」
  • sin [sín] : 「罪、罪悪、ばかげたこと、過失、罪業」
  • alive [əláiv] : 「生存して、生きていて、活動して、動作して」
❖ "This is the false ~ "「これは、この世界が、罪の意識を生かしておくために採用した偽りの許しである」。罰は許すが罪は固定化するという、この世界の許しは、罪を犯した者の罪の意識までも固定化する。



And recognizing God is just, it seems impossible His pardon could be real.
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、〜を認証する、認める、受け入れる」
  • just [dʒʌ́st] : 「正しい、公正な、当然の、もっともな」
  • impossible [impάsəbl] : 「不可能な、とてもあり得ない、できない」
  • pardon [pάːrdn] : 「寛容、許し、恩赦、大赦」
  • real [ríəl] : 「実在する、現実の、実際の、本物の」
❖ "And recognizing God ~ "「(この世界は、)神は公正だと認識しているので、神の赦しが現実化することは不可能に思えるのだ」。この世界の常識は、神は倫理的にも道徳的にも法的にも正しいと思っているので、まさか神が、罪人のその罪までも帳消しにすることはあるまいと考えている。しかし実際は、もちろん、神の赦しは実相的であり、罪は幻想だとして赦し、幻想の罪を消滅させるのである。神の赦しは、実相的に罪を帳消しにするのだ。



Thus is the fear of God the sure result of seeing pardon as unmerited.
  • thus [ðʌ́s] : 「それ故に、従って、このようにして」
  • fear [fíər] : 「恐れ、恐怖」
  • sure [ʃúər] : 「確信している、自信がある、確かな」
  • result [rizʌ́lt] : 「結果、結末、成り行き、効果、成果」
  • unmerited [ʌnméritid] : 「値しない、不相応の」
❖ "Thus is the fear of God ~ "「こうして、神への恐れは、赦しを不相応なものと見なす必然的な結果となる」。実相的な赦しが罪を帳消しにすることなど、罪人には不相応なことだと見なし、そんな不当なことをする神に対して不信を抱き、さらに恐れまでも抱くことになる。きっと、後々、さらに大きな罰を下す魂胆だろうと思うわけだ。



No one who sees himself as guilty can avoid the fear of God. But he is saved from this dilemma if he can forgive.
  • guilty [ɡílti] : 「有罪の、犯罪的な、罪を犯した」
  • avoid [əvɔ́id] : 「避ける、回避する、逃れる、敬遠する」
  • save [séiv] : 「救う、助ける」
  • dilemma [dilémə] : 「ジレンマ、窮地、板挟み」
  • forgive [fərɡív] : 「許す、容赦する、勘弁する」
❖ "No one who sees ~ "「自分自身を罪ありと見る者は誰でも、神への恐れを避けることは出来ない」。自分の罪は幻想ではなく、たとえ罰が赦されても罪は消えないと考えている者は、その罪に対して、神がきっと罰を与えるに違いないと思って、神を恐れるようになる。"But he is saved ~ "「しかし、もし、自分に罪があると思っている者が、赦すことが出来るなら、彼は、このジレンマから救われるのだ」。もし、自分の罪が幻想であると認識し、赦すことが出来るなら、その幻想は消滅し、罪も消える。天上の神も、きっとそのように自分の罪を赦してくれるだろうと思い、神を恐れる必要がなくなるのだ。"this dilemma"「このジレンマ」とは、罪はあるが許されたい、しかし、罰が許されるだけでは罪の意識は消えない、しかも、神がより重い罰を加えることになろう、それは恐ろしい、等々、と思い悩むこと。



The mind must think of its Creator as it looks upon itself. If you can see your brother merits pardon, you have learned forgiveness is your right as much as his.
  • creator [kriéitər] : 「創造者、創作者、創設者」
  • look upon : 「〜を見る」
  • merit [mérət] : 「〜に値する」
  • learn [lə́ːrn] : 「〜を学ぶ、〜を知る、分かる」
  • right [ráit] : 「正しい要求、正当な要求、当然の権利」\
  • as much as : 「〜と同じ程度に、〜と同じ量のもの」
❖ "The mind must think of ~ "「心は、心自体を見るように、心の創造主である神のことを考えるに違いない」。心が、自分は罪があると思っているうちは、心は、神もまた、罪があると思って罰を下すだろうと考えてしまうのだ。しかし、心が、自分の罪は幻想だと思えば、神もまた幻想だと思って赦してくれるはずだと考えるのである。"If you can see your ~ "「もし、あなたが、あなたの同胞は赦しに値すると見ることが出来るなら、」"you have learned ~ "「あなたは、赦しが同胞の正当な権利であると同様に、あなたの正当な権利であると、学ぶことが出来たのだ」。"right"「正当な権利」と訳してみたが、実相的に真実だ、という意味合い。つまり、赦しというものは、あなたにとっても同胞にとっても、実相的に正しい真実だと、学ぶことが出来るのである。そして、それは、あなたが同胞を赦すという実践を通して学ぶことが出来ることなのである。



Nor will you think that God intends for you a fearful judgment that your brother does not merit.
  • intend [inténd] : 「つもりである、〜を意図する」
  • fearful [fíərfəl] : 「恐ろしい、怖い」
  • judgment [dʒʌ́dʒmənt] : 「判断、判断力、判決、審判、裁判 」
❖ "Nor will you think ~ "「また、あなたは、神が、あなたの同胞が受けるに値しない恐ろしい判断を、あなたのために下す意図があるなどと考えることはなくなる」。罪を犯した同胞を、あなたが実相的に赦す気持ちになれば、神があなたに代わって同胞を罰するという意図など、つまり、恐ろしい審判を下す意図など決してもっていなと分かるだろう。



For it is the truth that you can merit neither more nor less than he.
  • truth [trúːθ] : 「現実、事実、真相、真理、本当のこと」
  • neither more nor less than : 「〜を超えることも下回ることもない」
❖ "For it is the truth that ~ "「なぜなら、あなたは、同胞以上にも以下にも、(恐ろしい判断に)値することはないということが真実だからだ」。あなたと同胞は自他一如であり、神があなたの罪を赦して、罰という悪夢から解放してくれるなら、同胞もまた、罪と罰から解放されるのだ。神は、罪を赦すことはあっても、決して罪を罰することはない。これは実相的な真実である。したがって、ACIMの視点に立つならば、人間の罪を罰する、怒り狂った報復の神を描いた聖書は誤りである。聖書に描かれた神は、真実の神ではない。



5. Forgiveness recognized as merited will heal. It gives the miracle its strength to overlook illusions.
  • heal [híːl] : 「治す、治癒する、治療する、癒やす、救う」
  • strength [stréŋkθ] : 「力、強さ、体力」
  • overlook [òuvərlúk] : 「見て見ぬふりをする、見過ごす、大目に見る、許す」
  • illusion [ilúːʒən] : 「幻想、幻覚、錯覚」
❖ "Forgiveness recognized ~ "「赦しに値すると認識された赦しは、ヒーリングすることになる」。つまり、実相的に真実だと認識された赦しは、人の心を癒すのだ。心を癒すとは、実相に目覚めさせる、という意味合いである。"It gives the miracle ~ "「赦しは、奇跡に対して、幻想を見過ごしてしまう力を与えるのである」。赦しは、幻想を幻想として認識し、受け入れ受け流し、つまり、幻想を見過ごしてやり、その幻想を消滅させる。幻想を払拭するという力を、奇跡に与えるのだ。それがヒーリングである。



This is how you learn that you must be forgiven too. There can be no appearance that can not be overlooked.
  • forgiven [fərɡívn] : 「forgive の過去分詞」
  • appearanc [əpíərəns] : 「見てくれ、うわべだけの様子、外見、見掛け」
❖ "This is how you learn ~ "「こうして、どうすればあなたは、あなたもまた赦されるか、ということを学ぶのである」。つまり、あなたの幻想を赦して、幻想を消滅させるには、あなたが、同胞の幻想を赦して、幻想を消滅させればいい。"There can be no appearance ~ "「見過ごすことの出来ない見掛け(うわべな)ど存在し得ない」。見掛けは罪があるようでも、そんな見掛けは幻想であって、どんな見掛けの罪でも赦すことが可能なのだ。



For if there were, it would be necessary first there be some sin that stands beyond forgiveness.
  • necessary [nésəsèri] : 「必要な、必須の、欠くことのできない」
  • first [fə́ːrst] : 「一番目に、初めて、最初に」
  • stand [stǽnd] : 「立っている、立ち上がる、立つ」
  • beyond [bijάnd] : 「〜の向こうに、〜を越えて、〜のかなたに」
❖ "For if there were ~ "「なぜなら、もし、赦せない見掛けがあるなら、赦しを超越して立ち上がる、何らかの罪というものが最初に存在する必要があるからだ」。もし、罪が幻想ではなく、したがって、赦しによっても消滅させられない(赦しを超越した)ものであるなら、罪は見掛けなどではなく、実相的に存在するものとなる。しかし、実相世界には、罪という概念はなく、罪は存在し得ないのだ。なぜなら、罪は真実ではないからだ。それはちょうど、実相世界には悪という概念はなく、悪は存在し得ないことと同じである。



There would be an error that is more than a mistake; a special form of error that remains unchangeable, eternal, and beyond correction or escape.
  • error [érər] : 「誤り、間違い、、誤用、過失」
  • more than : 「〜を超える、〜より多い、〜を上回る」
  • mistake [mistéik] : 「誤り、判断上の間違い、ミス、過ち、手違い」
  • special [spéʃəl] : 「特別な、独特の、特別の、特有の」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造」
  • remain [riméin] : 「依然として〜のままである」
  • unchangeable [ʌntʃéindʒəbl] : 「不変の、変えられない」
  • eternal [itə́ːrnl] : 「永遠の、不変の、永久の、不滅の、無限の」
  • correction [kərékʃən] : 「訂正、矯正、修正、是正、補正」
  • escape [escape] : 「逃亡、脱出、避難、逃避、回避」
❖ もし、赦せない見掛けがあるなら、"There would be an error ~ "「単なるミスよりも重い過ちがあることになる」。"a special form of error ~ "「それは、いつまでも変えられることのなく、修正や逃れることの出来ないとう特別な形の過ちということになる」。しかし、そんな過ちは、実相的には存在しない。修正も出来ず、消滅させることも出来ないと思えるような特別な形をした過ちがあるように見えたなら、それは、幻想である。



There would be one mistake that had the power to undo creation, and to make a world that could replace it and destroy the Will of God.
  • power [páuər] : 「力、能力、勢力、権力、権限、権威」
  • undo [ʌndú] : 「〜を元に戻す、元どおりにする、取り消す」
  • creation [kriéiʃən] : 「創造、創作、創作物、作品」
  • replace [ripléis] : 「〜を取り換える、交換する、置き換える、置換する」
  • destroy [distrɔ́i] : 「破壊する、崩壊させる」
  • will [wíl] : 「意志、意欲、願望」
❖ もし、赦せない見掛けがあるなら、"There would be one mistake ~ "「創造を取り消し、創造を置き換え、神の意思を破壊するパワーを有する一つの過ちがあることになる」。ここの"creation"「創造」とは、意味合いとしては「真実」とか「実相世界」といった感じである。真実の実相世界を取り消しにし、神の意思を破壊するパワーをもつ幻想という過ちが存在することになる。もし、罪が幻想ではなく、したがって、赦しによっても消滅させられないものであるなら、その幻想はただ者ではなく、実相世界や神の意思さえも破壊してしまうことになろう。そんな、実相の真実にも勝る魔力的な幻想が存在してしまうことになるが、本当はそんなことはない。夜見る夢に登場するモンスターがどんなに強力な魔力を持っているように見えても、目を覚ましたあなたをモンスターは破壊することは出来ないのだ。



Only if this were possible could there be some appearances that could withstand the miracle, and not be healed by it.
  • possible [possible] : 「可能性がある、起こり得る、あり得る、なし得る」
  • withstand [wiðstǽnd] : 「〜に抵抗する、逆らう、耐える、持ちこたえる」
❖ "Only if this were possible ~ "「こんなことが可能であるとしたら、」"could there be ~ "「奇跡に逆らい、奇跡によってヒーリングされ得ない何らかの見掛けが存在し得ることになってしまう」。奇跡の赦しによってさえ消滅し得ない、つまり、赦しという奇跡によってさえヒーリングされ得ない幻想が存在することになってしまう。幻想と実相の力関係が逆転してしまうことになる。しかし、そんなことはあり得ないのだ。
 
 
 


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