●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
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T-6.I.17:1 ~ T-6.I.19:3

17. I do not need gratitude, but you need to develop your weakened ability to be grateful, or you cannot appreciate God. 
  • gratitude [grǽtətjùːd] : 「感謝、感謝の気持ち」
  • develop [divéləp] : 「発達させる、強大にする」
  • weaken [wíːkn] : 「弱める、弱体化させる」
  • ability [əbíləti] : 「能力、才能、できること」
  • grateful [gréitfl] : 「感謝している、ありがたく思う」
  • appreciate [əpríːʃièit] : 「感謝する、〜を正しく理解する」
❖ "I do not need ~ "「私は、感謝される必要はないが、」"but you need to ~ "「あなたは、感謝するという衰えた能力を育成する必要がある」。"or you cannot ~ "「さもなければ、あなたは神を正しく理解することが出来ない」。神の真価を正しく理解することが、神への感謝となる。神の真価を正しく理解すると書けば、どことなくきれいごとに聞こえるが、神の意志を伝えるホーリー・スピリットの声に耳を傾ければいいのだ。つまり、あなたの心の奥底から聞こえて来る声に注意を向けるのである。神への感謝も同様、神やホーリー・スピリットを素直に愛せばいい。愛することが困難だと言うのなら、あなたの判断をすべてホーリー・スピリットに委ねるだけでいい。



He does not need your appreciation, but you do. You cannot love what you do not appreciate, for fear makes appreciation impossible. 
  • appreciation [əprìːʃiéiʃən] : 「正しく評価、正しい認識、感謝」
  • impossible [impɑ́səbl] : 「不可能な、とてもあり得ない」
❖ "He does not need ~ "「神はあなたの感謝を必要とはしていないが、あなたはそうする必要がある」。"You cannot love ~ "「あなたは、あなたが感謝しないものを愛することは出来ない」。"for fear makes ~ "「なぜならば、恐れが感謝を不可能とさせるからだ」。もちろん、ここの感謝を正しい理解と置き換えてもいい。神は恐ろしいものだという誤った理解が、神への感謝の気持ちを遠ざけてしまう。神は至上の愛そのものであるという正しい理解が出来れば、自ずから神への感謝の気持ちが芽生えるはずだ。



When you are afraid of what you are you do not appreciate it, and will therefore reject it. As a result, you will teach rejection.
  • afraid [əfréid] : 「恐れて、心配して、怖がって」
  • be afraid of : 「〜を恐れる、〜を怖がる」
  • reject [ridʒékt] : 「拒絶する、拒否する」
  • result [rizʌ́lt] : 「 結果、結末、成り行き」
  • rejection [ridʒékʃən] : 「拒絶、拒否、棄却」
❖ "When you are ~ "「あなたが何であるかということに対して、あなたが恐れを抱くとき、あなたはあなたを真に理解しているとは言えない」。あなたが自分に恐れを抱くとき、あなたは自分を罪なき神の子であると理解できず、したがって、神があなたに与えた無辜性に対して感謝することも出来ない。"and will therefore ~ "「それゆえ、あなたは(真の)あなたを拒絶するだろう」。つまり、あなたは自分を愛することが出来ない。"As a result, you ~ "「その結果として、あなたは拒絶を教えることとなる」。つまり、あなたは他者をも愛することが出来なくなる。



18. The power of the Sons of God is present all the time, because they were created as creators. 
  • present [préznt] : 「存在している、そこにある」
  • all the time : 「四六時中、ひっきりなしに」
❖ "The power of ~ "「神の子のパワーは常に存在している」。"because they were ~ "「なぜならば、神の子は創造する者として創造されたからである」。神は神の子に神の属性のすべてを与えた。あなたは神のパワーを継承しているはずなのだ。パワーとは真実を創造する力であり、あなたはその力を授かって創造された。



Their influence on each other is without limit, and must be used for their joint salvation. 
  • influence [ínfluəns] : 「影響、感化、影響力」
  • each other : 「お互いに 」
  • without limit : 「限りなく、制限なく、無制限に」
  • joint [dʒɔ́int] : 「共有の、共同の、連合の」
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
❖ "Their influence on ~ "「神の子がお互いに影響し合うパワーには制限がない」。影響し合うパワーとは、簡単に言えば愛。"and must be ~ "「そして、そのパワーは共に救済されるために使われなくてはならない」。愛という真実を分かち合って拡張増大させれば、幻想からの救いは必ず現実化するはずだ。



Each one must learn to teach that all forms of rejection are meaningless. 
  • meaningless [míːniŋlis] : 「意味のない、無益な、価値のない、無意味な」
❖ "Each one must ~ "「神の子は一人一人、that以下を教えることを学ばなくてはいけない」。"that all forms ~ "「どんな形の拒絶であっても、意味はないのだ」ということを教えることを学ばねばならない。真実を拒絶し、愛を拒絶することからは何も生まれない。幻想の中で恐れを抱きながら拒絶の夢を見続けることは無意味である。



The separation is the notion of rejection. As long as you teach this you will believe it. This is not as God thinks, and you must think as He thinks if you are to know Him again.
  • separation [sèpəréiʃən] : 「分離、区別、離脱 」
  • notion [nóuʃən] : 「概念、考え、観念」
  • as long as : 「〜する限りは、〜である限りは」
❖ "The separation is ~ "「分離とは拒絶の意思を表すものだ」。神からの分離は、神への拒絶である。神への拒絶の意思が、神からの分離を生み出した。また、他者から分離していると信じることは、他者への拒絶となって表れる。"As long as you ~ "「あなたがこれを教えている限り、あなたはそれを信じていることになろう」。拒絶を教えている限り、その拒絶を信じていることになり、神からの分離は解消されずに続いていくだろう。また、あなたは他者と愛によって結ばれることもない。"This is not as God ~ "「これは、神の考えるようなことではない」。つまり、神はこのような考え方はしない。"and you must ~ "「あなたは、神が考えるように考えなくてはならない」。"if you are to ~ "「もし、あなたが再び神を知るようになりたいならば」。"be to do"の構文は「これから〜する状態にある、〜する可能性がある、〜することになっている、〜せねばならない」の意。



19. Remember that the Holy Spirit is the Communication Link between God the Father and His separated Sons. 
  • remember [rimémbər] : 「〜を思い出す、〜を覚えている」
  • communication [kəmjùːnəkéiʃən] : 「伝達、通信、連絡、交信」
  • link [líŋk] : 「結び付ける物、連結するもの」
  • separated : 「分離した、離ればなれになって」
❖ "Remember that ~ "「ホーリー・スピリットは、父なる神と分離した神の子の間を取り持つコミュニケーション・リンクであることを思い出しなさい」。ホーリー・スピリットは、神と神の子の仲介者、媒介者である。神の意志を神の子に伝えるメッセンジャーである。



If you will listen to His Voice you will know that you cannot either hurt or be hurt, and that many need your blessing to help them hear this for themselves. 
  • listen to : 「耳を傾ける、聴く、聞く 」
  • hurt [hə́ːrt] : 「〜を傷つける、〜に苦痛を与える」
  • blessing [blésiŋ] : 「恩恵、幸運、恵み」
❖ "If you will listen ~ "「もし、あなたがホーリー・スピリットの声を聞くようになれば、」"you will know ~ "「あなたはthat以下を知るようになるだろう」。"that you cannot ~ "「あなたは傷つけることも出来ないし、傷つけられることもない」と知るであろう。"and that many ~ "「また、多くの者が、彼ら自身でホーリー・スピリットの声を聞くために、あなたに手助けして欲しいと、あなたの恩恵を必要としている」と知るであろう。



When you perceive only this need in them, and do not respond to any other, you will have learned of me and will be as eager to share your learning as I am.
  • perceive [pərsíːv] : 「知覚する、〜を見抜く 」
  • respond [rispɑ́nd] : 「応答する、答える、返答する」
  • learn of : 「〜を知る」
  • eager [íːgər] : 「切望している、熱望している」
❖ "When you perceive ~ "「あなたが、彼らの中にその必要性だけを知覚し、その他のものに反応することがなくなったとき、」その必要性とは、ホーリー・スピリットの声を聞く必要性。"you will have ~ "「あなたは、私を学んだことになるし、私同様、あなたが学んだことを分かち合いたいと切望するだろう」。あなたはイエスの意志を受け継いだことになるし、イエスと同一の意志をあなたの同胞と分かち合いたいと熱望するに違いない。






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