2. Let us start our process of reawakening with just a few simple concepts:
Thoughts increase by being given away.
The more who believe in them the stronger they become.
Everything is an idea.
How, then, can giving and losing be associated?
- process [prɑ́ːses] : 「過程、進行、経過」
- reawaken [riəwéikn] : 「再び目覚める、目を覚ます」
- simple [símpl] : 「簡単な、簡素な、単純な、容易な」
- concept [kɑ́nsept] : 「概念、観念、考え方」
- increase [inkríːs] : 「増える、増大する」
- thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思想」
- give away : 「ただで与えるやる、寄贈する、配る、渡す」
- associate [əsóuʃièit] : 「 〜と結び付ける、関連付ける」
❖ "Let us start ~ "「ほんの少しの簡単なコンセプトをもって、再び目覚めるためのプロセスを始めよう」。"Thoughts increase ~ "「思考は、与えることで増大する」。思いを他者に伝え、分かち合うことで、その思いは増大していく。"The more who ~ "「その思考を信じる者が増えるほど、思考はどんどん強くなる」。"Everything is ~ "「すべては想念なのだ」。実在するのは想念であって、想念が物質を幻想として作り出す。実相世界は、したがって純粋な想念の世界である。"How, then, can ~ "「ならば、どうして与えることと失うことが関係し合えるだろうか」。与えることと得ることは同一である。真実は分かち合われることで拡張増大する。喪失とは、したがって、幻想世界だけに見られる現象である。
3. This is the invitation to the Holy Spirit. I have said already that I can reach up and bring the Holy Spirit down to you, but I can bring him to you only at your own invitation.
- invitation [ìnvətéiʃən] : 「招き、招待」
- already [ɔːlrédi] : 「すでに、とっくに〜済み」
- reach [ríːtʃ] : 「伸びる、及ぶ、に達する」
- bring down : 「上から下げる、下へ持ってくる」
- at the invitation of : 「〜の招きにより、〜の招待で」
❖ "This is the ~ "「これはホーリー・スピリットへの招待である」。幻想からの目覚めは、あなたの心に宿るホーリー・スピリットへの気付きである。"I have said ~ "「私はすでにthat以下を言ってきた」。"that I can ~ "「私はホーリー・スピリットに達し、そして、ホーリー・スピリットをあなたの元へ連れてくることが出来ると」言ってきた。イエスが主導し、あなたにホーリー・スピリットの存在を気付かせることが出来ると、つまり、あなたとホーリー・スピリットを一体化出来ると、イエスは言ってきた。"but I can ~ "「しかし、あなたの招待があってこそ、私はホーリー・スピリットをあなたの元へ連れて来れるのである」。あなたが完全な自由意志をもってホーリー・スピリットを受け入れる選択をしない限り、イエスといえどもそれを強制することは出来ない。
The Holy Spirit is in your right mind, as he was in mine. The Bible says, "May the mind be in you that was also in Christ Jesus," and uses this as a blessing.
- may : 「〜でありますように、〜を祈る」
- blessing [blésiŋ] : 「神への祈り、恵み、恩恵」
❖ "The Holy Spirit ~ "「ホーリー・スピリットは、あなたの正しい心の中に宿っている」。"as he was ~ "「私の中にも住まっているように」。"The Bible says ~ "「聖書は『イエス・キリスト中にある心があなたの中にもありますように』と語っている」。イエスの中にある心とは、ホーリー・スピリットそのもの。"and uses this~ "「そして、この言葉を祈りの言葉として使っている」。"May the mind ~ "という言葉は、完全に一致しているわけではないが、フィリピの信徒への手紙2:5に登場する。参考までに載せておく。
[Philippians2:4~2:8 from King James Bible]
Look not every man on his own things, but every man also on the things of others. Let this mind be in you, which was also in Christ Jesus: Who, being in the form of God, thought it not robbery to be equal with God: But made himself of no reputation, and took upon him the form of a servant, and was made in the likeness of men: And being found in fashion as a man, he humbled himself, and became obedient unto death, even the death of the cross.
めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。互いにこのことを心がけなさい。それはキリスト・イエスにもみられるものです。キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、かえって自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられました。人間の姿で現れ、へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした。(新共同訳)
It is the blessing of miracle-mindedness. It asks that you may think as I thought, joining with me in Christ thinking.
- join [dʒɔ́in] : 「加わる、参加する」
❖ "It is the blessing ~ "「それは、奇跡に根ざした心をもつものの祈りである」。"It asks that ~ "「それはthat以下を求めている」。"that you may ~ "「あなたが、私が考えたように考え、キリストの思考の中に私とともに加わる」ようにと求めている。"joining with me ~ "ここは分詞構文で、単純接続。イエスと共にキリストの思考の中に加わるとは、要するに、イエスと共にキリストと同じように考える、ということ。心に宿るホーリー・スピリットと同化する、ということ。