●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
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T-15.III.11:1 ~ T-15.III.12:6

11. If you are wholly willing to leave salvation to the plan of God and unwilling to attempt to grasp for peace yourself, salvation will be given you.

  • wholly [hóu(l)li] : 「完全に、全く、全体として、全体的に」
  • be willing to : 「〜する意思がある、進んで〜する」
  • leave [líːv] : 「〜を任せる、頼む、委ねる、〜を預ける」
  • salvation [sælvéi∫n] : 「救出、救済、救い、救世」
  • plan [plǽn] : 「計画、企画、意向、つもり、考え、意図」
  • be unwilling to : 「〜することに気が進まない、〜することを嫌がる」
  • attempt [ətém(p)t] : 「〜を試してみる、〜を企てる」
  • grasp [grǽsp] : 「〜を握る、つかむ」
❖ "If you are wholly ~ "「もしあなたが、(あなたの)救済を神の計画に全部預けてしまいたいと思い、自分で平和をつかみ取ってやろうなどと思わないのなら、救済はあなたに与えられるだろう」。ACIMの絶対他力性が語られている。罪の意識からの解放、救済は、あなただけの力では不可能なのである。積極的に、ホーリー・スピリットの助けに頼っていい。



Yet think not you can substitute your plan for His.
  • substitute [sʌ́bstət(j)ùːt] : 「〜を代わりにする、代用する、置き換える」
❖ "Yet think not you ~ "「神の計画の代わりにあなたの計画を代用出来るなどと考えてはいけない」。



Rather, join with me in His, that we may release all those who would be bound, proclaiming together that the Son of God is host to Him.
  • rather [rǽðə(r)] : 「それどころか、むしろ」
  • join [dʒɔ́in] : 「〜に加わる、〜に加入する、結び付ける、結合する」
  • that = so that : 「〜するために、その結果」
  • release [rilíːs] : 「解放する、自由にする、放つ」
  • bound [báund] : 「bind の過去・過去分詞形」
  • bind [báind] : 「〜を縛る、〜を束縛する、拘束する」
  • proclaim [proukléim] : 「公表する、宣言する、〜を明白に示す」
  • together [təgéðə(r)] : 「一緒に、同時に」
  • host [hóust] : 「主人、ホスト、宿主、案内役」
❖ "Rather, join with ~ "「むしろ、神の計画に、私と一緒に加わりなさい」。"that we may release ~ "「そうすれば、私たちは、縛られた人々を解放することが出来るだろう」。"proclaiming together that ~ "分詞構文、単純接続、「そして一緒に、神の子は神のホストなのだと宣言するのである」。神の"host"「ホスト」とは、神の側にいて、神と喜びや平和を分かち合う者、といった意味。隷属する意味合いはまったくない。



Thus will we let no one forget what you would remember. And thus will you remember it.
  • forget [fə(r)gét] : 「〜を忘れる、見落とす、ほっておく、構わない」
  • remember [rimémbə(r)] : 「〜を覚えている、〜を思い出す」
❖ "Thus will we ~ "「こうして、私たちは、あなたが覚えていたいと思うことを、誰にも忘れさせずにしておけるだろう」。"And thus will ~ "「こうして、あなたもそれを忘れることがないであろう」。"what you would remember"「あなたが覚えていたいと思うこと」とは何だろうか? ここでは単純に考えて、前文より、あなたがイエスと一緒に神のホストになり、同時に、同胞を解放する使命を果たすこと、と考えていいだろう。



12. Call forth in everyone only the remembrance of God, and of the Heaven that is in him.
  • call forth : 「〜を生じさせる〜を引き出す、呼び起こす、奮い起こす」
  • remembrance [rimémbr(ə)ns] : 「記憶、思い出、回想」
❖ "Call forth in everyone ~ "「すべての同胞に、神の思い出と、そして、同胞の心の中にある天の王国の思い出だけを、呼び起こしなさい」。



For where you would have your brother be, there will you think you are.
  • have : 「〜に〜させる、〜にしてもらう」
❖ "For where you ~ "「なぜなら、あなたが、同胞に存在していて欲しいと思う所に、あなたも存在していると思うようになるだろうからだ」。典型的な自他一如。同胞に対して、天の王国に住んで欲しいと思うことで、あなたは天の王国に住むことが出来るのである。同胞に対して、神とともにいて欲しいと望むことが、あなたも神と共にいることにつながる。



Hear not his appeal to hell and littleness, but only his call for Heaven and greatness.
  • appeal [əpíːl] : 「懇願、訴えること、呼びかけること」
  • hell [hél] : 「地獄、修羅場、生き地獄」
  • littleness [lítlnis] : 「小ささ、卑小さ」
  • greatness [ɡréitnis] : 「偉大さ、広大さ、重要さ、大きさ」
❖ "Hear not his appeal ~ "「同胞が地獄や卑小さを求める呼び声に耳を傾けてはいけない」。"but only his call for ~ "「ただ、天の王国と偉大さを求める呼び声だけに耳を傾けなさい」。地獄や卑小さを求める同胞の声に耳を傾けたりしたら、自他一如によって、あなた自身が地獄や卑小さを求めるようになってしまうからだ。



Forget not that his call is yours, and answer him with me.
  • forget [fə(r)gét] : 「〜を忘れる、見落とす」
  • answer [ǽnsə(r)] : 「〜に答える」
❖ "Forget not that his ~ "「同胞の呼び声はあなたの呼び声でもあることを忘れないように」。"and answer him ~ "「そして、同胞の呼び声に、私と共に答えなさい」。



God's power is forever on the side of His host, for it protects only the peace in which He dwells.
  • forever [fərévər] : 「永遠に、永久に」
  • on the side of : 「〜を支持して」
  • protect [prətékt] : 「保護する、守る、防御する」
  • dwell [dwél] : 「住む、居住する、存在する」
❖ "God's power is forever ~ "「神のパワーは永遠に神のホストの味方である」。"for it protects only the peace ~ "「なぜなら、神のパワーは、神の住まう平和だけを守るのだから」。神のホスト、すなわち、神の子である。



Lay not littleness before His holy altar, which rises above the stars and reaches even to Heaven, because of what is given it.
  • lay [léi] : 「〜を横たえる、〜を置く」
  • holy [hóuli] : 「神聖な」
  • altar [ɔ́ːltə(r)] : 「祭壇、聖餐台」
  • rise [ráiz] : 「上がる、起立する、昇る、そびえ立つ」
  • above [əbʌ́v] : 「〜より上に、〜を超えて、〜を超越して」
  • rise above : 「〜の上にそびえる、〜から超然としている、〜を突破する」
  • reach [ríːt∫] : 「伸びる、向かう」
❖ "Lay not littleness ~ "「神の神聖な祭壇に、卑小さなどを置いてはいけない」。"which rises above ~ "「その祭壇は星よりも高くそびえ、天の王国に届くのである」。"because of what ~ "「その祭壇に捧げられたものによって」。あなたの心の最も神聖で純粋な部分に祭壇がある。その祭壇は幻想世界と実相世界の接点になっており、天の王国に通じる唯一の道である。あなたがその祭壇に真実なるものを捧げれば(because of what is given it)、それは神へ届けられるものであるから、祭壇は星空を越えて天の王国へ達するのである。したがって、神の祭壇には真実が捧げられるべきであって、決して幻想に過ぎないあなたの卑小さなど捧げてはならない。
 
 
 

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