11. And now there is a vague unanswered question, not yet "explained. "
- vague [véig] : 「ぼんやりした、はっきりしない、曖昧な」
- unanswered : 「返答のない、返事のない、うやむやにされた」
- question [kwéstʃən] : 「質問、問題、疑問、問い、質疑、疑義」
- explain [ikspléin] : 「〜を説明する、明らかにする、釈明する」
❖ "And now there is ~ "「今や、まだ答えられても、『説明』されてもいない曖昧な疑問が残った」。曖昧なだけあって、難解である。難解なだけあって、重要である。慎重に読み進もう。
What is this precious thing, this priceless pearl, this hidden secret treasure, to be wrested in righteous wrath from this most treacherous and cunning enemy? - precious [préʃəs] : 「高価な、貴重な、重要な、大事な」
- priceless [práislis] : 「値段が付けられないほど高価な」
- pearl [pə́ːrl] : 「真珠、真珠色」
- hidden [hídn] : 「隠された、秘密の」
- secret [síːkrət] : 「秘密の、内緒の、ひそかな、機密の」
- treasure [tréʒər] : 「宝、富、宝物、財宝、貴重品、重要なもの」
- wrest [rést] : 「ねじり取る、もぎ取る、奪い取る、力ずくで手に入れる」
- righteous [ráitʃəs] : 「道理のある、もっともな、当然の、公正な、正しい」
- wrath [rǽθ] : 「激怒、憤怒、復讐、報復」
- treacherous [trétʃərəs] : 「不誠実な、裏切りをする」
- cunning [kʌ́niŋ] : 「ずるい、悪賢い、狡猾な、抜け目のない」
❖ "What is this ~ "「この貴重なものとは、いったい何か」。あなたが他者から奪い取りたいと思うもの。奪ったものを、他者の目から隠し通そうとするものは何か。"this priceless ~ "「値の付けれないほど高価な真珠」。"this hidden ~ "「この隠された、秘密の宝」。"to be wrested ~ "「最も不誠実で抜け目のない敵から、怒るのも当然だと言って、奪い取られるべき」ものとは何か。その正体を知った上で、あなたは他者から奪い取ろうとしているのだろうか。あるいは、理由はともかく、衝動的に奪おうとしているのか。なぜ、それほど欲しがるのか。それとは、いったい何か。
It must be what you want but never found. And now you "understand" the reason why you found it not. - found [fáund] : 「find の過去過去分詞形」
- understand [ʌ̀ndərstǽnd] : 「理解する、了解する、納得する、分かる」
- reason [ríːzn] : 「理由、動機、原因、根拠」
❖ "It must be what ~ "「それは、あなたが欲しいと思うものであるが、まだ見つけていないものに違いない」。"And now you ~ "「そして、今や、あなたは、なぜそれが見つけられないのか、その理由を『理解』するのである」。しだいに、核心に迫ってきた感がある。先に進もう。
For it was taken from you by this enemy, and hidden where you would not think to look. - taken [téikn] : 「take の過去分詞形」
- enemy [énəmi] : 「敵、敵国」
- hidden [hídn] : 「hide の過去分詞形」
- hide [háid] : 「隠す、隠蔽する、秘密にする」
❖ "For it was taken ~ "「なぜなら、それは、この敵にによって、あなたから奪われ、」"and hidden ~ "「あなたが探そうとも思わない場所に隠されたからなのだ」。もともとあなたのものだったものが奪われたのだから、あなたは、それが価値があろうがなかろうが、必死になって探し回る。しかし、慎重に隠された、そのあなたのものだったものは、探し出されることはない。
He hid it in his body, making it the cover for his guilt, the hiding place for what belongs to you. - hid [híd] : 「hide の過去・過去分詞形」
- cover [kʌ́vər] : 「〜を覆う、〜に覆いを付ける」
- guilt [gílt] : 「犯罪、あやまち、有罪、罪」
- place [pléis] : 「場所、個所、住所、席」
- belong [bilɔ́ːŋ] to : 「〜に属する、〜の所有物である」
❖ "He hid it ~ "「(あなたから奪った)彼は、それを、彼の肉体の中に隠したのだ」。"making it ~ "分詞構文、単純接続、「そして、罪の意識を隠すために、(肉体という)覆いを掛けたのだ」。"the hiding place ~ "「その肉体こそが、あなたのものであったものを隠す場所なのである」。この段落(T-23.II.11)はおしなべて、非常に難解である。難解さに負けずに解読しよう。神の子が神から分離する以前は、神の子は単一の存在であった。一つの心として、神の子は存在していたのだ。しかし、神の子が神から分離すると、神の子は自らも、分離、分裂した。ここが重要なのだ。本来一つであった神の子の心は散り散りに分裂し、無数の神の子の断片、側面が出現したのである。これによって、神の子の心の完璧性、完全性、全体性(wholeness)が、崩壊したのである。そして、完全性を欠いた神の子の心は、それを、他の神の子が奪ったからだと思ったのである。自分の心の空虚感、渇きは、完全な心から、愛、喜び、平和等々の宝物が奪われた結果であると信じ込んだのである。そこで、神の子は、本来自分のものであった完全性を取り戻すべく、他の神の子から奪い取りたいと欲するのである。もちろん、これは、すべて無意識の領域で動く心理作用である。あなたは、原因も理由も知らずに、奪うという欲望だけをもって走っているのだ。ところで、奪われたと信じた神の子が、奪ったと思われる神の子から、それを奪回したと思っても、そこに、何の変化もないことは、お分かりだろう。神の子は本来が自他一如であるから、奪うという行為は、見かけ上の変化であって、実質的変化ではない。しかし、奪うという行為は存在したわけで、そこに罪の意識が生まれるのだ。神からの分離という行為も同様に、罪の意識を生み出した。したがって、神から分離した神の子は、動けば動くほど、どんどん罪の意識をため込んで来るのである。こうして、罪の意識に耐えきれなくなると、自己を乖離するのだ。罪の意識を無意識の領域に押しやり、エゴという別人格を作り上げる。それを、肉体という幻想の中に隠し入れて、心の外側に投射するのだ。こうして、神の子の肉体が、この幻想世界に出現したのである。あたかも、肉体それ自体が罪であるかのように、無意識は思っているのだ。
Now must his body be destroyed and sacrificed, that you may have that which belongs to you. - destroy [distrɔ́i] : 「破壊する、崩壊させる」
- sacrifice [sǽkrəfàis] : 「犠牲にする、生け贄にする」
❖ "Now must his body ~ "「今や、敵の肉体は破壊され、犠牲にされねばならないくなった」。"that you may have ~ "ここの"that"は"so that"のことで、「その結果、〜するために」、「その結果、あなたのものであったものを、あなたは取り返すことが出来ると思っているのだ」。あなたから奪った者は、あなたの敵であり、肉体の中に隠し持っているとわかったあなたは、敵を殺し、肉体を破壊してまで、それを取り戻そうとするのである。しかし、お分かりのように、肉体は幻想であり、幻想の肉体が幻想の罪を背負っているだけなのだ。幻想の肉体を破壊したからといって、あなたのものが返ってくるわけではないのだ。そのカラクリに、あなたは気付いていない。
His treachery demands his death, that you may live. And you attack only in self-defense.- treachery [trétʃəri] : 「不信、裏切り、背信、不実、謀反」
- demand [dimǽnd] : 「求める、要求する」
- death [déθ] : 「死、消滅、死亡、破滅、終わり、終焉」
- attack [ətǽk] : 「〜を襲う、〜を攻撃する、〜を非難する」
- self-defense [diféns] : 「自衛、自己防衛、護身、正当防衛」
❖ "His treachery ~ "「彼の裏切りが、彼の死を求める」。"that you ~ "「その結果、あなたは生きるであろう」。彼(敵)は、あなたから奪ったのだから、あなたを裏切ったのだ。それは死に値する。彼の肉体は破壊するに値するというわけである。そして、彼の肉体を犠牲にすることで、あなたは生き延びていけると信じている。"And you attack ~ "「そして、あなたは、正当防衛という理由だけで、攻撃するのである」。奪った方が戦いを仕掛けたのだ、奪い返す攻撃は正当な自己防衛である。こう信じることで、少しでも罪の意識を軽減しようとするわけだ。
12. But what is it you want that needs his death? Can you be sure your murderous attack is justified unless you know what it is for? - sure [ʃúər] : 「確信して、確信している、固く信じている」
- murderous [mə́ːrdərəs] : 「殺意のある、残忍な、殺人的な」
- justify [dʒʌ́stəfài] : 「弁明する、正当化する」
- unless [ənlés] : 「〜でない限り、〜である場合を除いて」
❖ "But what is it ~ "「しかし、敵の死を必要とする、あなたの望みとは、いったい何なのか」。"Can you be sure ~ "「何のためかも知らずして、あなたの残忍な攻撃が正当化されるとあなたは確信出来るだろうか」。奪い返したいものの正体を知らないで攻撃し、死に至らしめることは、はたして正当化できるだろうか。あなたは、あなた自身を知る必要があると思わないか。
And here a final principle of chaos comes to the "rescue. "It holds there is a substitute for love. - final [fáinl] : 「最後の、最終の、決定的な、確定的な」
- principle [prínsəpl] : 「原則、原理、公理、原論、法則、方式」
- chaos [kéiɑs] : 「無秩序、混乱、混沌」
- come to : 「結果として〜になる、〜に及ぶ、〜の話になる」
- rescue [réskjuː] : 「救助、救出、救済、救援」
- hold [hóuld] : 「心に抱く、〜であると考える」
- substitute [sʌ́bstətjùːt] : 「代用品、代理人、置換、代わりになるもの」
❖ "And here a final principle ~ "「そしてここに、最後の混沌の原理が、『救済』という地点に辿りつくのである」。"It holds there ~ "「その最後の混沌の原理は、それが愛に代わるものであると、考えているのだ」。愛に変わるものによって、あなたの空虚、渇きが癒されると主張する。それは、敵の肉体を破壊する罪からも解放してくれるだろう。もちろん、エゴの思考システムの囁きである。それは何か?
This is the magic that will cure all of your pain; the missing factor in your madness that makes it "sane. "- magic [mǽdʒik] : 「魔法、奇術、魔術、手品、呪術、魔力」
- cure [kjúər] : 「治す、〜を治療する、癒す」
- pain [péin] : 「痛み、痛覚、疼痛、苦痛、骨折り、苦労」
- missing [mísiŋ] : 「紛失した、欠けている、見つからない、見当たらない」
- factor [fǽktər] : 「要因、要素、因子、原因」
- madness [mǽdnəs] : 「狂気、熱狂、熱中」
- make : 「〜の状態を作り出す、〜にする」
- sane [séin] : 「正気の、分別ある、良識のある、思慮分別のある」
❖ "This is the magic that ~ "「これは、あなたの(心の)痛みのすべてを癒してくれる魔術である」。"the missing factor ~ "「狂気を『正気』に見せかける、あなの狂気の中の失われた要因である」。狂気は、すべてを破壊することに専念していると思われていたが、狂気が癒しをもたらすという、今まで知られていなかった狂気の一面が顔を出す。あたかも、その一面をもって、狂気が正気に様変わりするかのようだ。しかし、それは、魔術であり、魔法であり、手品に過ぎない。エゴのトリックなのだ。
This is the reason why you must attack. Here is what makes your vengeance justified. - vengeance [véndʒəns] : 「復讐、仕返し、報復」
- justify [dʒʌ́stəfài] : 「弁明する、正当化する」
❖ "This is the reason ~ "「これが、あなたが攻撃しなくてはならない理由である」。"Here is what makes ~ "「ここに、あなたの復讐を正当化してくれるものがあるのだ」。さて、"final principle of chaos"「混沌の法の最終原理」とは何か? これを解釈するのは時期尚早かも知れないが、それをある程度知っておかないことには、その他の部分の解釈が行き詰まってしまう。あえて、説明を加えよう。一言で言えば、無神論であり、虚無主義である。実相世界は存在しない、神も存在しない。愛、喜び、平和、慈しみ、真理、美、真実、静寂、等々は幻想であって、この混沌の世界が、実在する唯一の世界だ。混沌と分離、これ以外の実在はない。弱肉強食の世界であるから、得るために奪うのは当然であり、生きるために殺すのは当然である。神は存在しないのだから、いくら殺戮を繰り返しても、それを罰する者は存在しないのだ。罪すら感じる必要はない。愛も慈しみも存在しないのだから、罪を感じることは馬鹿げているのだ。神のいない世界、だから、罪も罰も存在しない。単なる、サルから進化した生物に過ぎない人間が、自然の法に従って、生存していくだけなのだ。心も存在しない。あるのは、進化した脳である。心が存在しないのだから、善悪もない。だから、生き延びるために、草を食う動物になるか、草を食う動物を食う動物になるか、その選択を選択をするだけでいい。それが、現実で、それ以外の現実はない。無神論と虚無主義、これが究極の実存である。・・・これが、エゴの思考システムの根幹である。無神論と虚無主義、これをしっかりと押さえよう。
Behold, unveiled, the ego's secret gift, torn from your brother's body, hidden there in malice and in hatred for the one to whom the gift belongs. - behold [bihóuld] : 「見守る、注視する」
- unveiled : 「ベールを脱いだ、覆いを取り去った、暴露された」
- secret [síːkrət] : 「秘密の、内緒の、ひそかな、機密の」
- gift [gíft] : 「贈り物、プレゼント」
- torn [tɔ́ːrn] : 「tear の過去分詞形」
- tear [tíər] : 「〜を引き裂く、引っかく、むしり取る、分裂させる」
- hidden [hídn] : 「hide の過去分詞形」
- malice [mǽlis] : 「悪意、恨み、犯意」
- hatred [héitrid] : 「強い嫌悪、憎しみ、憎悪、嫌悪、毛嫌い、嫌忌」
- belong [bilɔ́ːŋ] : 「属する、所属する」
❖ "Behold, unveiled, the ego's ~ "「ベールを剥ぎ取られた、エゴの秘密の贈り物を見つめてみなさい」。"torn from your brother's ~ "「それは、同胞の肉体から引き裂かれたものであり、」"hidden there in malice and ~ "「贈り物を与えた者に対する恨み憎しみの中に隠されたものである」。ここも非常に難解な部分である。あなたが、エゴの贈り物、つまり、最終の混沌の法、無神論と虚無主義を信じきって、同胞から奪うべく攻撃し、そして殺したとしよう。しかし、エゴの贈り物(無神論と虚無主義)によって、あなたの行為は正当化されるのだ。と同時に、エゴの混沌の法が正しいことを証明したことにもなる。つまり、「同胞の肉体から引き裂かれた(同胞の肉体を犠牲にして得られた)」正当化であり、同胞の肉体の崩壊をもって証明された、エゴの法(贈り物)ということになる。そして、無念に殺されていった同胞の「贈り物を与えた者に対する恨み憎しみ」、つまり、混沌の法を与えたエゴに対する同胞の恨みと憎しみは、行き場を失って、彷徨うことになる。その恨みと憎しみは、エゴの法(贈り物)に対する無念さを秘めている。エゴの贈り物には、その恨みと憎しみが染み込んでいるのだ。
He would deprive you of the secret ingredient that would give meaning to your life. - deprive [dipráiv] A of B : 「AからBを奪う、AにBを与えない」
- ingredient [ingríːdiənt] : 「材料、原料、構成要素、要因」
- meaning [míːniŋ] : 「意味、意義、意図、真意」
❖ "He would deprive you ~ "「同胞は、あなたの命に意味を与えてくれる秘密の要因を、あなたに与えることはないだろう」。あなたが奪い殺した同胞が、その死をもって、あなたの命の意味を教えてくれることがあるだろうか。むしろ、命には意味がないということだけが、そこに残存することになろう。虚無主義の極地である。
The substitute for love, born of your enmity to your brother, must be salvation. It has no substitute, and there is only one. - substitute [sʌ́bstətjùːt] : 「代用品、代わりのもの」
- born of : 「〜から生まれる、〜のもとに生まれる」
- enmity [énməti] : 「憎しみ、恨み、敵意、悪意、反目」
- salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
❖ "The substitute for ~ "「愛に代わるもの、あなたの同胞に対する敵意から生まれたものは、」"must be ~ "「救済であるに違いはない」。確かに、無神論も虚無主義も、それを貫けば、その人にとっては救いにもなろう。なぜなら、同胞を殺しても罪を抱く必要はないからだ。少なくとも、罪の意識からは救ってくれるなずだ。"It has no substitute ~ "「その愛の代用物には、代わるものはない」。"and there is ~ "「愛に代わるものといったら、それしかないのだ」。神の子がとれる救いの道は、愛と神へ向かう道か、あるいはまったく逆方向の、無神論と虚無主義へ向かう道、その二つしかない。その他の代わり、その他の抜け道はない。
And all your relationships have but the purpose of seizing it and making it your own.- relationship [riléiʃnʃìp] : 「関係、結び付き、かかわり合い、関連」
- purpose [pə́ːrpəs] : 「目的、意図、狙い、意向、趣旨、意味」
- seize [síːz] : 「を捕まえる、捕らえる、手に入れる、獲得する、強奪する、奪う」
❖ "And all your relationships ~ "意訳する、「そして、あなたがこの幻想世界で築く特別な関係性のすべては、エゴの思考システムである混沌の最終原理を獲得し、あなたのものにしようという目的以外の目的を持たないのである」。だから、あなたとパートナーの築く特別な関係性は、常に、他者を排他し支配し、相手の心を殺害し、愛を殺し、空虚と渇きに突き進むのである。肉体的に結びついているうちは、まだ、気付くことはあるまい。しかし、肉体の関係にひびが入ってしまうと、虚無という毒液はどんどん漏れ出して、関係性は腐れ、崩壊していくのだ。虚無に陥った者が歩む先には無神論があり、ついにはエゴの思考システム、混沌の法にぶち当たる。そして、これが人生というものだと、うそぶくのである。そのつぶやきを潔しとしない者は、ドストエフスキーの言うように、自殺するか発狂するか、あるいは似非(えせ)宗教に逃れるか、そのいずれしかない。似非宗教と書いたが、いわゆる、そんじょそこらに転がっている宗教のことである。拝んで、金を寄付すれば救われるという類いのものである。壺を買えば救われるそうだ。教祖は神の化身だそうだ。その教祖の小便を飲めば、救われるそうだ。言うまでもないが、ACIMは宗教ではない。神を語る、非宗教である。実相世界に、宗教はない。なぜか? 真実があれば、宗教など必要ないからだ。幻想から目覚めれば、宗教など必要ないのである。そして、ACIMは、幻想から目覚めるコースを示してくれるのである。あなたは目覚めを欲するのか、それとも、盲目のまま、教祖の汚物にまみれることを欲するのか。